音読で身につける英語の実践力(2)TOEIC編

冒頭に「音読で」と書きました。

現在の受講される方の実力と、希望する達成レベルによって、音読で挑戦する領域は変わってきます。

でも、考え方は同じです。

説明しましょう。

もしあなたが、いままで、音読を活用して勉強してきたことがなく、英語にも自信があまりない、というのであれば、とりあえず、TOEIC問題集のリスニング問題。

特に、Part 2 Question=Response の部分に力を入れて、暗誦してください。

暗誦の方法は、つぎのとおり。

まず、該当の問題の英語を聞きます。

おそらく、英語の苦手なあなたには、瞬間的に終わってしまって、何が言われたのかすらわからないかもしれません。

とりあえず、集中して5回ほど聞いてみます。

これでわからないようなら、テキストの英語を見てみます。

一部分が聞き取れなかった場合には、これでたいてい解決する(つまり何が分からなかったかのあたりがつく)でしょう。

それなら、モデルと同じように速くいってみる練習をします。

できれば、自分の声を録音してみて、(つらいけど)オリジナルの英語と比べてみると効果があります。

もし、テキストの英文を見ても、どうしてそういう音になるのかわからない場合。

この場合には、わりきって、「こういう英文は、そういう音に聞こえるものなのだ」とあきらめて、その音と同じように、発音できるように練習する。

毎日5分でよいので、これをやってください。

大切なことは、必ず前にやったものを復習すること。

復習だけでその日は終わってしまうかもしれない。

ぜんぜんかまいません。

身体に音を植え込むのが目的なので、すこしずつでよいので、言えるようにしていくことが大切なんです。

こういう形で、毎日、復習の読みをしてから、次にはいるやり方で続けてください。

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