6.接続詞がなくても通じますか
ある実験をします。
生徒さんの書いてきた英作文から接続詞を消してみます。
I would like to go abroad because I like English.
これをI would like to go abroad. I like English.
すると、どうでしょう。
いままで、なんとなく、ごく当たり前だと感じていた文章が、妙につながらなくなりませんか。
これを「接続詞に頼った文章」といって、接続詞があるから、関連があるように思いますが、それを省いてしまうと、あまり関係のないものになってしまう例です。
I like to study English. In the future, I would like to join an international trading business.という文であれば、接続詞がなくても、つながりがあるのはよくわかります。
英作文を書いては、先生に見せていたころに、よく言われたのはこの点で、もし、接続詞がなければつながりが明確でないとしたら、考えがあまいのだ、と指摘されました。
逆に言うと、接続詞がなくても通じるのが、本当に言いたいことが密接に関係しあっている文章だ、ということです。
英語の文章を書いてみたときに、接続詞を消してみると、あまり意味のすっきりしない文になってしまうことがあります。
そうした時には、もう少し説得力を増す方法がないものかと考えてみるのも、一方法かもしれませんね。
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