この本の裏表紙に書かれている文章です。
「TOEICテストで満点990点を取るためには、リスニングでは45分間で100問、リーディングでは75分間で100問を正答しなくてはなりません。これはリスニングは27秒で1問（45×60÷100＝2700÷100＝27）、リーディングは45秒で1問」75×60÷100＝4500÷100＝45）を解く必要があるのです。」
そして、
「TOEICテストは、とにかくスピードが問われる！」
「人間は、音読できるスピード以上に早くは理解できない！」
「音読スピードアップがTOEICテストスコアアップに直結する！」
わたしどものエブリでも、基本姿勢は同じです。
内容は、一つ一つの単語の読みから始めて、句、短い文、長い文、そして数行からなる文章へと、音読する教材は変化していきます。
これも、わたしたちが暗誦でしていることとほとんど同じといってよいでしょう。
ただ、CDの音読スピードが、私たちから見ると、遅いことが気になります。
レッスンでは、対象となる生徒さんはお一人ないしは数人です。
それぞれの方たちのレベルも違いますし、音読できる程度も違います。
そこで、エブリではある程度、時間をかけて、それぞれの方が、基本的な音読ができるようにして、そのあと、スピードを速くする訓練を積み上げていきます。
この時、発音の癖や、リズム、イントネーションといった部分も矯正します。
CDではそのあたりの指導がどうしても不足してしまいます。
どれだけ一生懸命に音読されるかで、大きく結果の分かれる部分です。
（ナツメ社、1700円＋税）
