今日から英検1級
○リスニング編
基本的なやり方としては、ボキャブラリーとおなじです。
まず、実際の状況に近い中で、問題を解いてみます。
問題は4種類あります。
パート1は、おなじみの英会話を聞いて、質問に答える形式です。
ここでは、注意点は二つ。
ひとつは、イディオムを理解すること。
英会話の解答のポイントになるのが、状況にふさわしいイディオムです。
このイディオムの意味がわかるかどうかで、正解に到達できるかどうかが決まります。
もちろん、問題の最後に出てくることもありますが、問題文の途中に出てきたものが、最後に影響を及ぼす場合もあります。
おそらく、それ以外の流れを追うことで、直接イディオムの意味が取れなくても推察できることはあります。
ですから、繰り返し問題文を聞いて、聞き慣れて、このレベルの文は、全て性格に聞き取る耳を作らなくてはなりません。
そのためには、一文一文、ディクテーション、つまり、聞いて書き取る練習が必要です。
ディクテーション。
これが二つ目のポイントになります。
数ある問題で、全文を書き取ることは、無駄な努力のように思われるかもしれません。
何となく、聞いてわかればいいでしょ、という感じに流されがちです。
でも、ここでみっちり聞く練習をしておくと、パート2以降の問題を解いていくときに、とても役に立ちます。
というわけで、パート1では、まず、イディオムのストックを増やして、それを確かに聞き取る技術を磨くことが大切です。