褒め言葉への対応
ニューヨークタイムズの記事です。
よく言われることばに、日本人は、お世辞に対して、照れたり、否定したり、なかなか素直には受け取らない。
でも、この記事によれば、アメリカ人だって同じようなものなのだそうです。
オフィスで、チョコレートをつまんでいたら、その包み紙に、「女性の皆さん、お世辞に対しては、話題を変えたりしないで、ありがとう、と受け止めましょう」と書いてあったそうです。
まあ、チョコレートの鼓が身にそんなことを書くか?という突っ込みはさておき。
で、この記事の作者である女性は、「ほめことば」を素直に受け取ってみることにしました。
ちょうどその日、オフィスから帰る途中に、近くに住むカレンさんに会います。
すると、カレンさんいわく、「今日のドレスは素敵ね!」
よおし、チャンス到来!
というわけで、「ありがとう!」
すると、カレンはちょっと驚いた風で、作者によれば、
「まるで、だれかが私たちの姿を録画していて、ポーズボタンを押したかのように、全ての動きが止まった」
で、再び再生スイッチが押されると、
「・・ああ、わたし、自分に合った服装をしている人が好きなの」
とカレンさん。
それに対して、わたしもあまり意味のないセリフを言いつつ、退場。
というわけで、褒め言葉は、隠されたメッセージ「ちょっとお茶しましょう」とか「少しお話しません?」の枕詞のような物、というしめくくりなのですが。
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