④1 Which is why I thought it was a huge mistake for Trump to be simultaneously hammering China and bashing Germany over European Union auto tariffs and Berlin’s lagging military spending. Trump should have prioritized a partnership with Chancellor Angela Merkel of Germany–also known as “the Chancellor of Europe”–who is as concerned about China’s bullying as we are.
というのは、私は、トランプが、中国をたたくのと同時に、自動車税の問題でEUを、またベルリンが軍事費用をさっさと支払わないことで、ドイツをたたくのは、大きな間違いだ、と考えているからだ。むしろトランプは、ヨーロッパの首相としても知られるドイツの首相、アンジェラ・メルケルに対して、パートナーシップを築き上げることを重視すべきだった。彼女は、私たち同様、中国の強権に不安を持っているから。
④2 Germany has a small army that would be useless in a shooting war against Russia, but it is a manufacturing superpower that would be decisive ally in a trade war against China.
ドイツは、ロシアとの戦いにおいては、役に立たないであろうわずかな武器しか持っていないが、中国に対する貿易戦争においては、勝敗を決める可能性のある、製造業における強国だ。
④3 ”We share your grievances with China, but why has Trump never tried to address them with your European allies?” a veteran German diplomat asked me.
「私たちは、中国に対する不満を共有している。ではなぜ、トランプは、そうした問題についてヨーロッパの同盟国に語ろうとしてこなかったのだ?」とあるベテランのドイツの外交官が私に尋ねたことがある。
④4 Now Trump is also punishing Germany by bringing home some of our troops there. The result? Pew Research reported in May that in 2019, Germans prioritized their country’s relationship with the United States over that with China, 50 percent to 24 percent. Today, 37 percent of Germans prioritize their country’s relationship with the United States and 36 percent prioritize relations with China.
いま、トランプ大統領は、我々の軍の一部を、アメリカに連れて行くことによりドイツをいじめている。結果?ピューリサーチ社は、2019年5月のレポートで、ドイツは、国家のアメリカとの関係と中国との関係とを比較した時、アメリカを重んじる人が50%、中国が24%と発表した。現在、アメリカ重視は37%、中国重視は、36%だ。
というわけで、EUにおける、というか、ドイツにおけるアメリカの重要性は、中国と大して変わらない、というところまで行ってしまっている、ということだ、と言います。