英検2次対策(2級)

問題カードの構成は、準2,3級とほとんど変わりませんが、パッセージ(文章)の下にあるイラストが、連続した3枚になっています。

カードが渡されると、20秒間英文パッセージを読むことができます(黙読)。
黙読のあとが、文章の音読で、例によって質問がなされます。
パッセージ問題は、「どのようにして」という質問が出ることが多いので、答えはby ..ing という形式がよく見られます。
もちろん、主語・動詞を出した文で答えても大丈夫です。
この時、気をつけなくてはならないのは、代名詞。
問題文で出されている名詞については、They などに変えないといけません。

次がイラストの説明ですが、これは連続したストーリィになっているので、それぞれのコマをつないでいる That evening とか Three days later という表現を落とさずまとめていけばよいと思われます。
キャラクターが発言しているセリフもそのまま利用すると便利です。
特に登場人物が何か考えていて、それがイラストで表現されているところがありますから、それを省いてしまってはいけません。
採点対象になっているのは、お話の内容と文法です。
やさしい文を利用して、間違いをしないようにしましょう。

イラストの説明が終わると、質問が二つあります。
ひとつは現在の傾向に関して、どう思いますか、という質問。
もうひとつは、ある状況があって、あなたはそうするべきだと思うか、という質問です。
いずれも、まず結論をはっきりといって、そのあと理由をつけることが大切。

答えには、ある程度踏ん切りをつけることが必要です。
そうでないと、いろいろ考えているうちに、問題全体がよくわからなくなってしまうことがあります。

英検2級の2次試験で大切なことは、しまったな、と思っても繰り返すのではなく、どんどん先に進んで答えていくことです。

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