英検1級の大きな得点源として、自由英作文があります。
「与えられた課題(たとえば『貧困はなくすことができるに同意するか同意しないか』)について、下にあるポイント6つのうち3つを利用して、序論、本論、結論の3段落以上で200語程度の英文を書きなさい」
そしてこの後に、教育、技術、国連など6つのポイントが提示されます。
英検協会は、これ以上の情報を出していませんので、どのような基準で採点されているのかよくわかりません。
与えられた条件から次のことは推察できます。
序論では、自分がどういう方向で文章を書くのかの指針を明示する。
本論では、ポイント3つについて、トピック・センテンスと具体的説明のある段落を書く。
結論では、序論と同じ方向性でのまとめをおこなう。
さらに
専門的な知識はいらないが、論理性が要求される。
文法ミス、ミススペリングなどはできるけ排除するよう努める。
文章は200語にできるだけ近づける。可能なら数語あまる程度。
内容がわかりやすく、ごちゃごちゃしない英文を書く。
ということが常識的に考えられます。
考え方自体が影響を受けることはないので、賛成か反対かは、自分の書きやすいと思うものでよいでしょう。
経験的には、実作してみて、それを数日置いておき、その後推敲するような方法を取るとよいと思います。
特に、自分の書こうと思っているようなテーマや、この間書いてみた課題の文章が出てくると、表現が覚えられるので、数日に1回くらいは時間を計って書いてみるのは勉強になると思います。