これは、ある本の原題です。
どう訳しますか。
これは、先ごろこのブログで紹介させていただいた、「いつまでもすきでいてくれる?」のもとのタイトルです。
これを読むと、絵本などの訳が、どれほど、作者の言わんとすることを伝えることに重点を置いているかよくわかると思います。
「たいせつなきみへ」という絵本があります。
これは、人形の町のお話です。
人形たちがたくさん住んでいる町があります。
この町の人形たちは、みんなひとりの人形作りが作り上げたものばかり。
そしてお互いに良い点を見つけたら星印のシールを張り、よくない点があると黒い丸のシールを張ります。
主人公の人形は、いいところがほとんどなくて、いつでも黒丸のシールばかりつけられています。
そんなある日、彼は、星形も黒丸のシールも貼られていない人形と出会います。
その人形に尋ねてみると、「人形師のところへ行ってごらん」といわれます。
彼は恐る恐る、人形作りのところへ出かけていきます。
そして・・・。
これもぜひお読みいただきたい絵本です。ちなみに原題は「You are special」