なぜ子供はあなたより簡単に言語を覚えられるのか①

なぜ子供はあなたより簡単に英語を覚えられるのか①

タイム5月28日号の記事から。

興味深いのは、この記事が載っていたのは、医学のコーナーだったことです。

さて、書き出しは次の通りです。

Learning a second language is tricky at any age (and it only gets tougher the longer you wait to crack open that dusty French book).

「外国語を学ぶのはいくつになっても大変だ(そしてそれは、埃だらけのフランス語の本を開くのを後回しにすればするほど、なおさら大仕事になっていく)」

フランス語と英語とは、かなり近い。

それでも、多くのアメリカ人にとっては、外国語を学ぶのは大変なようです。

まあ、それ自体は、どの国の人にとっても決して簡単にはいかないようですが・・

そこで、ある科学者が発表した研究からの内容が出てきます。

Now, in a new study, scientists have pinpointed the exact age at which your chances of reaching fluency in a second language seem to plummet; 10.

「さて、新しい研究で、科学者たちは私たちが、外国語を勉強して流暢に話せるようになる可能性がある年齢を、まさにピンポイントで、示した。10歳だ」

だからと言って、がっかりする必要はありません。

このあとのパラグラフで、タイム誌の記者はこう続けています。

But that’s not because language skills start to go down hill.

「(流暢に話せるようには、なれないかもしれない。でも)それは言語の技能が低下してしまうというわけではない」

It turns out you’re still leaning fast.

「急ぎすぎなんですよ」

あわてないで、時間をかけて、というわけです。

Kids may be better than adults at learning new languages for many reasons.

「子供が大人よりも新しい言語を学ぶのが優れているのはいくつかの理由があります」

Children’s brains are more plastic than those of adults, meaning they’re better able to adapt and respond to new information.

「子供の脳は大人のそれに比べて、もっと柔軟に作られています。ということは、彼らは、新しい情報を受け入れ、それに反応するのに優れている、ということです」

plastic というのが柔軟性がある、というところが、興味深いですね。

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