なぜ子供はあなたより簡単に言語を覚えられるのか②
タイムの記事のつづきです。
こどもが、新しい言語を大人より上手に学ぶことができるのにはいくつか理由があります、とタイムは言います。
いわく、子供の脳は、大人のものよりも可変性が高い、つまり、新しい言語を受け入れて、身に着けていく能力が高いというのです。
“All learning involves the brain changing,” Hartshorne says, “and children’s brains seem to be a lot more adept at changing.”
「すべての学習は、脳の変化にかかわってきます」とハートショーン氏は言います。
「そして子供の脳は、変化についてはより向いているようなのです」
たとえば、こどもは、新しい事をやろうとする気持ちが大きい。
もしかしたら、そのプロセスでは、ばかみたいに見えるかもしれない。でも、子供はそんなことは気にしない。
たしかに、私たちは、間違いを恐れるし、恥をかくことは怖いですからね。
Unlike adults, who tend to default to the rules and patterns of their first language,
「母語のルールやパターンを、初期化してしまう傾向のある、大人の学習者とは違って」
kids may be able to approach a new one with a blank slate.
「こどもは、新しい言語に取り組むときに、何も書いていない石板ではじめられる」
ただ、10歳を過ぎた学習者は、完全な意味では流暢に話すことができるようにはならない、というのが結論のようです。
もちろん、わたしたちにも希望はあるのですが・・。