本日(10月4日)のジャパンタイムズ一面のトップ記事のタイトルがこれ。
「東京の細胞学者、ノーベル賞を獲得」
さっそく、10月6日に予定されている高校生クラスで使用を予定しています。
Japanese microbiologist Yoshinori Ohsumi on Monday won the 2016 Nobel Prize in physiology or medeicine for his work on cell autophagy, a process that helps the body remove inwanted proteins but can also lead to conditions such as Alzheimer’s disease.
日本の細菌学者、大隅良典氏が、月曜日に2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。大隅氏の、オートファジーという細胞の研究によって、である。これは身体が要らないタンパク質を取り除きくが、アルツハイマー病のような症状を引き起こすこともある、というプロセスの研究だ。
Ohsumi, 71, of the Tokyo Institute of Technology is credited with discovering the mechanisms that allow cells to break down and recycle unwanted components.
東京工業大学の71歳の大隅栄誉教授は、細胞が望まれない要素を破壊し、リサイクルするメカニズムを発見したことで、賞を獲得した。
They enclose the item in a sack and then transport it to a recycling unit known as a lysosome for destruction.
細胞は、不要の要素を膜につつんで、破壊するため、リソソームとして知られているリサイクルのための細胞のところまで運ぶ。
以前、やはりノーベル賞に輝いた、iPt細胞の研究同様、さまざまな病気の治療に応用が期待できる、希望の持てる研究であるらしい。
日ごろは、なかなかとっつきづらくて、読みにくい科学的な記事ですが、ノーベル賞受賞の大隅先生のおかげて、オートファジーというものがどのような事象で、どういうことに役に立つのかが、よくわかります。
最近の英検では、理系の出題も増えています。おそらくこれは、長文などを読んだ場合に、何が正解なのか、見抜く力を養うことができるためでしょう。
単語集などを見てみても、かなり科学的な単語が多くて、おどろきます。
英語と言えば、文型タイプの受験者が多かったのですが、実際に仕事を始めてみると、理系の知識が必要な場面が多い、というのも、こうした傾向の理由かもしれません。
エブリの授業でも、高校生を対象にした「音読→リスニング→英作文→新聞記事購読」のクラスがありますが、取り上げる記事は、理系のものも増えてきています。
2020年からは、小学校の教材も、オンラインを利用したものになりそうです。
これからの「教育の大改革」そして、「日本全体のIT化」という大きな変化の中を生きていく、若い人たちのためのプログラムには、理系の問題が取り上げられる機会も増えていくことでしょう。
高校生クラスは、水曜日午後7時―9時の2時間、定員は3名で、料金は1回分が7560円です。
もちろん、試験が近づけば、必要な文法、読解、作文などの内容も扱うことができます。
ご希望の方は、ぜひ、お問い合わせください。大学入試、英検、TOEICはもちろん、海外留学に備えての対応も、非常に役に立ったという声が多く聞かれます。見学もできます。