コロラド州の同性婚騒動①
タイムに載っていた記事です。
アメリカはコロラド州で、ある、同性婚カップルが、地元で評判のパン屋さんのところにやってきました。
彼らが言うには、結婚式を挙げるので、ぜひ、この店でケーキを作ってほしい。
ところが、店主のフィリップさんは、敬虔なキリスト教徒。
この同性婚というのが、我慢できない。
そこで、この二人に対して、結構きつく、「自分は同性婚には反対だ。宗教的な理由で許せない。だから、サービスも商品も得ることはできない」と言ってしまいます。
同性婚をあげる二人は、この言葉に怒ってしまい、訴訟を起こすことにします。
コロラド地方裁判所では、二人の側に有利な判決を下します。
フィリップさんは、営業権まで失いかねない裁定が出てしまいます。
これが6年前。
そして、この問題はついに、最高裁までもつれ込みます。
はたして、「同性婚の権利」にたいして、批判をする「言論の自由」は認められるのか。
全米の注目を浴びた裁判が結審しました。
「同性婚の権利」か?「言論の自由」か?
実は、最高裁では、その問題についての決断はしませんでした。
???
何が起こったのかというと、最高裁では、次のように述べたのです。
「コロラド州裁判所の決定は不備があり、この裁定を棄却する」
その不備とは?そして、結果はどうなったのか?