積極的な子供を育てる①
最新号のタイムにparenting (親業)のエッセイが載っていました。
わたしたちは、自分にかかわらなければ、何が起こってもあまり深入りしようとしませんが、タイムは、むしろ積極的にかかわる人材が必要であり、どのようにしたら、そうした子供を育てられるか、を説いています。
Raising optimistic kids in an are of pessimism
raise = 育てる
optimistic = 肯定的な
pessimism = 悲観主義的な
「悲観主義の時代に、肯定的な子供を育てる」
タイムは、記事の冒頭、読み手の気持ちをそそるために、なかなか面白いエピソードを持ってくることがよくあります。
ここでは、こんな『求人広告』の例を挙げています。
Wanted; Optimists. Must enjoy challenges, appreciate possibilities and possess a deep belief in your ability to master a situation.
wanted = ~を望む、とか ~を求む、という決まり文句。指名手配の人物を公開する場合にも使いますね。
challenge = 挑戦。難問。
appreciate =たたえる。称賛する。喜ぶ。
possess = 持っている。
ここでは、求人広告のため、Must の後は、主語を省略した、簡潔な文になっており、慣れていないと読みにくいかもしれません。
「急募。肯定主義者〈やる気のある人〉。難関に取り組むことを楽しみ、可能性を信じ、自分が状況を変化させていける能力があると固く信じている人」
すごいですね。確かにこんな人がいたら、多くの企業が引く手あまたかもしれません。