誰がイギリス王室を必要としているか?①

誰がイギリス王室を必要としているか?①

いささか旧聞に属しますが、タイムの記事を読み返していて、おもしろい記事を見つけました。

7月に載ったものですが、読んでみたいと思います。

Who needs the royals?

まさに「誰が王室を必要としているか?」というタイトルです。

非常にシニカルな、書き方です。

To hear pundits talk about the royals this spring, you’d be excused for thinking “The Royal Family” is a prime-time soap opera, with viewers obsessing over new characters, story lines and how it’s doing in the rating.

pundits = 賢者

be excused for = ~しても大目に見てもらえる

prime-time soap opera = ゴールデンタイムの連続メロドラマ

obsessing = 取りつかれた

in the rating = 視聴率において

「賢者たちが、この春の(イギリス)王室について語るのを聞けば、あなたは、次のように考えても大目に見てもらえるだろう。「ロイヤルファミリー」というのはお昼の連続テレビドラマで、視聴者たちは、新しく登場した人物や、ストーリー、そして視聴率においてどのくらい検討しているかに興味津々なのだ、と」

この後には、こう続きます。

賭けのポイントは、ウイリアム王子とケイト・ミドルトンの新しい赤ちゃんがどんな名前になるかであり、コメンテーターたちは、熱心に、新しいキャラクターのメーガン・マークルが果たしてハリー王子と結婚して王家を「救う」かについて議論している。世界のほとんどの人々にとって、こうした質問に対する答えはこうだ。「それで?」

最初の段落から、どうも手厳しい批判の矛先は、ハリー王子とミーガンさんとの結婚に向けられていますね。

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