TIMEに挑戦!(2)スパイもテレワーク?

前回に引き続き、TIMEからの記事です。

第3段落ですが、

Espionage was already getting trickier before the pandemic hit.

espionage = 諜報活動 

諜報活動は、感染の広がる前から、すでに厳しくなってき始めていた。

 

たしかに、ナビや、ドライブ・レコーダー、ケータイなどの文明の利器の発達は、007の映画顔負けですし、その危険と隣り合わせの任務などから、国家のスパイ機関が、新聞などに求人広告を出すといったこともあり、諜報活動は、なかなかやりにくくなっていることは事実でしょう。

3段落では、さらにユーモラスな筆致で、次のように書いています。

Some of the tradecraft familiar to readers of spy novels or fan of The Americans–“dead drops,” in which information is exchanged by people bumping into one another; makeup; wigs; changes of clothing and cars–have been complicated in recent years by surveillance cameras, facial recognition and artificial intelligence.

tradecraft = 芸  bumping into = ぶつかる  surveillance camera = 監視カメラ

facial recognition = 顔面認識  artificial intelligence = AI

スパイ小説やThe Americansというドラマのファンたちにとってなじみのあるスパイ技術のいくつかー”dead drops”つまり、重要なモノを前もって決められた場所においておくとか、“brush passes,”つまり、人と人とが接触することにより情報を交換すること、メーク、桂、衣服や車を取り替えることーこうした技術は、監視カメラや顔認識、そして人工知能の発達により、ますます複雑なものになった。

 

To adapt, U.S. spies have developed new methods, but now coronavirus is compromising some of those too, they say.

adapt = 順応する  compromise = 妥協する、弱める

順応するために、アメリカのスパイたちは、新しい方法を創り出したが、新型コロナウイルスは、これらのいくつかを無力化してしまった、とスパイたちは言う。

 

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