英検1級を目指す②
英検の上級級をめざすための方法論です。
英検準1級は、中学校、高校で教鞭をとられている英語の先生方に、取得してもらいたい資格として、文科省も推奨しています。
単語については、おそらく、毎日の生活の中で、英字新聞なり、インターネットによるニュース関連の記事を読まれると、このレベルの単語がよく出てきます。
この時、おすすめは英英辞典です。
高校レベルの単語が、おおむね確実なものになっていれば、日常的な表現にはそれほど困りません。
ただ、英字新聞の記事あたりにでてくるものだと、わたしたちがおなじみと考えるものではない語がでてきます。
「禁止する」は、forbidden ではなく、ban を使われることが多い。
「安い」でも cheap と inexpensive とでは意味合いが違ってきます。
こうした言葉の意味の違いについては、英英辞典が分かりやすい場合があります。
準1級レベルの単語を覚えていると、どうしてこちらの馴染みの単語じゃいけないの?という素朴な疑問が生じます。
これは準1級ではありませんが、「時計の針」がなぜ hand であって、needle ではないのか、という質問が生徒さんから出たことがあります。
hand = the movable parts at the end of the human arm, including the fingers.
2番目の意味として、
hand = a pointer or needle on the clock or on the machine がありました。
さらに例文として
The minute hand is bigger than the hour hand というのがありました。
「分針は時針よりも大きい」という意味ですね。