アジアビジネスの限界点③

タイムに掲載された、アトランタのアジアビジネス関係者が、アジア民族に対するヘイトクライムの増加を受けて、限界点に到達している、との記事です。

アトランタといえば、「風と共に去りぬ」という南北戦争を扱った名作映画の部隊でもあり、また、南部の中心都市であったため、もともと綿花栽培に伴って、黒人奴隷の利用が盛んであった都市です。

このため、南部は、黒人に対する差別が盛んな土地で、21世紀になった今でも、人種差別や、ヘイトクライムがよくみられるらしいです。

今回は、このアジア人種に対するヘイトクライムへの抵抗について書かれた部分になります。

それでは、じっくりと読んでいきましょう。

②2 第1文

Asian Americans meeting the public in such service-industry jobs are extra vulnerable to racist mistreatment.

service-industry = サービス業界

vulnerable = 脆弱な、弱い

mistreatment = ひどい扱い

この文の主語は、Asian Americans から、jobs までで、meeting ~の部分は、「~している」という分詞だと考えていただくとわかりやすいかもしれません。

というわけで、

「そのようなサービス業界の仕事をしていて、公の場で会合を行っているアジア系アメリカ人たちは、人種差別的なひどい扱いに対して、特に弱い」

②2 第2文

Business owners say these dynamics have worsened during the pandemic, as xenophobic language that emphasize the coronavirus’s origins has been spread by those in positions of power, including former President Trump, who repeatedly called the cononavirus “the Chinese virus” or “kung flu.”

dynamics = 力学、エネルギー

xenophobic language =人種差別的な言語、表現

origin = 起源

positions of power = 権力の座

「店舗を持つ人たちは、こうしたエネルギーは、コロナ蔓延時期の間にますますひどくなったと言っています。というのは、コロナウイルスの起源が、権力の座についていた人物、たとえば、前大統領ドナルド・トランプのような人物、彼は繰り返し、コロナウイルスは中国のウイルスだ、とか韓国のウイルスだと言っていましたが、そうした人たちによって、広められてきました」

②2 第3文

Ching Hsia, whose family has owned the Chinese restaurant Yen Jing in Doraville for three decades, says they’ve received phone calls over the past year asking if they serve bat soup or had the virus.

decade = 十年

「チン・シアは、30年間にわたり、その家族が中国料理店ヤン・ジンをドラヴィルに持っている人物ですが、彼らは、昨年、蝙蝠のスープを店で出しているのだろうとか、ウイルスを持ち込んでいるのだろう、といった電話を何度も受けたそうです」

②2 第4文

One person asked while in the restaurant: “Why do we have to wear a mask when you guys brought it over?”

「ある人物などは、彼らの中国料理店で、「なんでお前らの持ち込んだウイルスのために俺たちがマスクをしなくちゃならないんだ」といったとのことです」

ヘイトクライムに走る人たちは、ある意味で、マスコミや、アジテーションに動かされやすい、あまり考えることをしない人たちであることが多いので、口にしている内容そのものは、大したことではないかもしれませんが、単純であるだけに、飲み込みやすい人たちも多いわけで、そういう人たちは、短絡的に行動します。とても危険な人たちだと言えます。

この記事はあと3分の1くらいあります。

また次回、残りの部分を詳しくみていくことにしましょう。

 

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