論説文の書き方

小論文作成の考え方

 

①序論「~だろうか」

「現在では、電子ブック専用の読み取り器まで開発されて、広く普及している。今後紙の本は、残ってはいかないだろう」

 

②本論(意見提示)「たしかに~。しかし~」

「たしかに、昨今の読み取り専用器の発達は目覚ましいものがあり、軽量化、容量の増加、扱いの容易さには驚かされる。しかし、充電や電池の取替えが必要になったり、水に弱いことなど不便な点も多い。高価でもある」

 

③本論(展開)「なぜなら~」

「紙の書籍はこれからも残り続けていくだろう。なぜなら文庫本のように軽量で持ち歩きやすく、手に入りやすいものが大量に出版されているし、読みとり専用器に比べれば、まだまだ安価である。紙の本であれば、どこまで読んだか、またどのくらい残っているかが一目でわかり、書き込まれた傍線や、印などから、読んだ時の思い出とも結びついて、記憶に残る懐かしい一冊になることも多い」

 

④結論「よって私は~と考える」

「以上述べてきた理由により、わたしは紙の書籍は今後も消滅してしまうことなく残り続けると考える。これからも若い世代が文庫本などの手軽な書籍を通じて日本文化の粋に接して、学問の世界に大きく踏み出して行ってもらいたい」

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