英会話はネタです!③
日本では、事件を起こした後、[挨拶]がきちんとできる人であれば、「良い人である」という評価を得ることができるため、「こんないい人が犯罪を犯した」と驚かれる。
あるカナダ人によれば、コンビニでは、必ず客の目を見てあいさつする。これは、自分の身を守るため。
こうして並べて考えてみると、もしかしたら、日本人は、本当に挨拶をしない国民なのかもしれません。
こんなトピックを取り上げてみると、もう犯罪ドラマの話を超えて、日本人の性質の話に入っていくことができるように思います。
よく尋ねられるのは、「海外に出ると、英語でコーヒーも頼めない」というようなことです。
でも、おそらくお手元にある、中学校の教科書とか、英会話の教本、あるいはテレビやラジオの英会話番組を見ると、日常生活で使われる表現はいっぱい載っています。
極端なことを言えば、マクドナルドのようなところに入って、にっこり笑って、カタログの写真のコーヒーを指させば、コーヒーは出てきます。
わたしたちが困ってしまうのは、自己紹介とか、話さなくてはならない仕事の話とかが、一段落した時、です。
空いた沈黙を埋める話題がない。
アメリカ人なら、おそらく、それまでの話をもう一度振り返り、細かな点までいろいろと言い募るでしょうね。
なぜなら、彼らは沈黙を嫌いますから。
でも、少し面白そうな話があると、飛びついてくるのも彼らの特徴です。
そういう意味では、日本の刑事ドラマ、犯罪捜査ドラマを利用できる点もたくさんありそうです。
もし、それをご自分の持ちネタにされたいなら、できれば英字新聞などを見て、そうした刑事ドラマの解説とか、サスペンス映画の評論などに目を通しておくと、意外に使えるネタが出てくることもあります。
そうしたネタをもとに、会話する気持ちになって、英文を作ってみると、案外、間が持つ話題が出来上がります。
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