英会話はネタです!(②)
CSIシリーズが人気が出ていて、アメリカの陪審員の方の中には、沢口靖子さんのように、物的証拠の科学的分析を求める方も多い、というお話です。
たとえば、こうした「科学捜査物」とか「リアルな刑事もの」などは、日本でもヒットしていますよ、というおはなしでも、興味を持ってもらえるかもしれません。
アメリカや、イギリスで暮らしている方でも、「犯罪捜査物」のドラマシリーズがそんなにヒットしていることをご存じない方もいらっしゃるでしょう。
でもそれだけではなくて、日本独自の視点もあり、だな、と思うことが最近ありました。
それは、新潟の小学2年生の殺害容疑者になっているひとのことです。
いつもこうした事件の犯人が明らかになると、よく言われることがあります。
「挨拶もきちんとする、よい人だったのに」
この発言の意味することは、多分二つあって、
1.あいさつできる人は良い人。
2.日常的に、近所の住民であっても、あまり挨拶をしない人が多い。
ということです。
ドラマや、映画などで見る限り、海外においては、「あいさつ」をしない人は、どちらかというと、問題のある人であり、顔を合わせると、たいていの人は「ハイ」とか「ハロー」程度はくちにする、ということです。
以前、エブリで勤めてくれていた、カナダ人の先生は、カナダでコンビニのアルバイトをしていたころ、
「入ってきた客には、きちんと目を見て、あいさつすること」
と言われていたそうです。
これは、日本のコンビニでのあいさつとは違って、「一度でも目を合わせ、あいさつを交わした人物を殺害するのは、そうでない未知の人物を殺害するより抵抗感がおおきい」からだそうです。
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