英検2次試験が近づいています。
それぞれに準備されていらっしゃることと思います。
今回は1級2次についてふれておきます。
ご存じのとおり、1級2次試験では、入室して、少しお話をした後、5つのタイトルを書いたカードが与えられます。
このタイトルを受け取ってから1分間で話すトピックを決め、2分間でスピーチをしたあと、質疑応答を受けるという流れになります。
審査員はネイティブと日本人が一人ずつ、このほかにタイム・キーパーが1名という組み合わせです。
まずタイトル決めですが、迷わない、ということが一番大切です。
以前、試験を受けたとき二つのタイトルのどちらにするかで悩んでしまい、結局スピーチ自体が支離滅裂になってしまったことがあります。
決めたら、他の題には見向きをしないでプランを立てることが大切です。
スピーチの構成ですが、大切なのはライティングとちがって聞き手の目の前で話していること。
まず結論を述べて、全体の流れを明らかにした後、予定していた内容を語ります。
このとき、時間切れになっても大丈夫。
全体像がはっきりしていれば、最終的な到達点は明確です。
試験官の中には、うまくサポートしてくださる方もいらっしゃるくらいです。
質疑応答。
スピーチに対して攻撃的な質問が投げかけられることもあるようですが、自分の述べた内容と矛盾しないように語っていきましょう。
連続した質問に追い込まれて、意見を変えなくてはならないこともあります。
それ自体は説得して変更するのですからかまいません。
それでは、ご健闘を祈っております。