英検準1級合格への道(1)

エブリの英検準1級講座に通っていただいていた、小学6年生、高校3年生の方たちが無事、1次合格を達成しました。

英検準1級の場合、最大のポイントは、長文読解力につきます。

もちろん、準1級に見合った単語力、リスニング力、作文力も必要なのですが、長文読解能力は、普通の形の練習とは少し異なるアプローチをする必要があります。

それは、文章の流れをつかむ、という作業です。

たとえば、リスニングでもいえることですが、一文一文ではなく、数行からなる全体の流れがつかめるか、ということです。

意外に思われるかもしれませんが、私たちが、学校などで受けている英語の授業では、まとまりとしてのアイディアを発表したり、受信したりすることがあまりありません。

英検でも、準1級レベルになって、「ほとんどどうなるか自分では想像のつかないような内容」を、自分の持つ、文法力、語彙力、そして思考力で対応しなくてはならない状況に直面します。

そのためには、文法の例文をひとつひとつ覚えていくだけでは、なかなか達成できない壁があります。

自分の知らない単語や、どういう構造になっているかわからない文に直面した時に、「周りの状況」や、「論理の流れ」から書かれている内容を見抜く必要がある、ということになります。

次回は、具体的な方法を、既出問題を参考にしながら、考えていきたいと思います。

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