英英辞典の冒険
電子辞典を買うと、英英辞典がついているものが案外多い。
でも、持っている方に尋ねてみると、実際に利用している方はかなり少ない。
実は、英英辞典を使うことで、ボキャブラリーがより身につく、というメリットがあります。
the dean of the collegeという表現があります。
deanというのは、the top person of a college or a departmentという意味ですから、大学の学長なり、学部の部長、ということがわかります。
mountainも、引いてみると面白いのは、high hillと出てくること。
それでは、hillはどうだろう、と調べてみると、low mountainだとわかりました。
もう少し難しい言葉だとどうでしょう。
irresoluteということば。
Oxford Advanced Learner’s Dictionaryだと、not able to decide what to doとでてきます。「決めることができない」
Oxford Dictionary of Englishだと、showing or feeling hesitance; uncertainと書いてありました。「ためらいを示す、感じる」「よくわからない」
日本語だと、優柔不断、と書いてあります。
気が弱く、決断力に乏しいこと、また、そのさま。「-な態度」
よく考えてみると、irresoluteという言葉は、resolution 「決意」 ということばに、「~でない」をあらわす、ir-がついているのですね。
こんな風に、一つの単語にも時間をかけて調べてみると、いろいろとわかってくることがたくさんありますね。