英検タイムズ 英検対策講座1級 執筆日誌(その1)

旺文社のウェブサイト「英検タイムズ」の英検対策ページを担当しています。私が書いているのは1級の部分、4月2日(月)に最初のパートがアップしました。現在、執筆しているのは、2011年度第2回、つまり昨年の冬に実施された問題の講座です。1級の問題は、ボキャブラリー問題、長文問題、英作文、そしてリスニングから構成されています。それぞれについて、過去問、解答と解説、学習アドバイスという構成で教材を作るので…

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K君の合格報告

高校2年の時からエブリに通ってきていたK君から大学合格のお知らせを受け取りました。暗誦と英作文が役に立ったと言っていただいてとてもうれしく思いました。K君は、お兄さんからエブリのことを聞いて通い始めてくれました。もともと英語があまり好きではなかったK君ですが、特に暗誦が良い、と言われて通う気になってくれたようです。K君のレッスンは90分。内容は次の通りでした。1,英文暗誦、2,英作文、3,英文読解…

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北杜夫さんのこと

北杜夫さんが亡くなったときには、とても悲しく思いました。小学6年の時に、当時とっていた新聞に、北さんの「奇病連盟」が連載されて、毎日新聞が届くのを待ちかねて読んでいました。その後単行本になって時にも買ってもらって、何度もくりかえし読み、ボロボロになってしまったころ、全集が出ることになり、これも手に入れました。全集には、月報、という言うものがついており、これには北さん自身の『創作余話』が連載されてい…

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ペンギン・ハイウェイ

「鹿男あをによし」のファンなので、万城目学さんの作風に似た作家はいないか、探してみたところ、森見登美彦さんの名前がよく上がります。「夜は短し歩けよ乙女」という山本周五郎賞受賞作品を借り出して読んでみましたが、どちらかというと、状況の面白さというより文章の楽しさの印象が残りました。その後、いくつかの作品を読んできて、森見ファンにもなってきましたが、最近になって、話題の新作「ペンギン・ハイウェイ」を読…

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落ち込んだ時の処方箋

2012年1月22日は英検1次試験の実施日でした。英検に限らず、試験を受けると、とてもうまくいく場合と、自己嫌悪に陥ってしまうぐらいの失敗をしてしまうことがあったりします。こんなとき、たとえば、これを食べれば元気になる!とか、この曲を聞いていると落ち着いてくる、とか、この映画を見ることにしている!とか、特効薬はありますか。こうした、落ち込んだ時用の気分高揚のための定番があると、いざというときに、一…

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オアシス21の怪獣たち

西本智実さん指揮のミュージカル・コンサートが、愛知県芸術劇場で行われました。昨年は、「西本智実 with ミッシャ・マイスキー & ラトビア国立交響楽団」で、クラシックにはあまり詳しくない私でも、聞いたことのある曲が多く、西本さんの指揮する姿は凛々しいし、終了後踊り出してしまいそうなくらい、浮かれて夜道を歩いて帰ったのを憶えています。モーツァルトは脳にいいというのは聞いていましたが、音楽が体に響い…

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