外国人と話しているときに

突然、耳を自分の方に近づけられた経験はありませんか?わたしたちの声は、小さすぎて聞こえないらしいのです。これをされると、上がってしまい、かえって声が出なくなる方も多くいます。日本人同士で話し合っているときにそんなことはまずありません。どうしてこうなってしまうのでしょう?その原因の一つは、わたしたちが農耕民族であるのに対し、彼らが狩猟民族であることから来ているように思えます。農業をする場合、種まきに…

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ネコにも描けるマンガ教室③

マンガ入門書です。ユニークなのは、小説として書かれていること。しかも、同人誌の作り方が、事細かに書かれています。中学の頃、マンガのグループで、肉筆回覧誌を作っていたことがあります。当時はコピーも、いわゆる青焼きしかなくて、特別な用紙に書いたものしか印刷できず、しかも片面印刷のみでした。コンビニもありませんから、お手軽コピーもできません。当時から見ると、時代の変遷は大きなものです。この本では、小学生…

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正式に「不合格」といわれるまであきらめない

原尚美さんという税理士の方が書かれた【7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法】という本が中経出版から出されています。今日は、この本のなかでも特に「これだ!」ということばを抜粋いたします。10日に英検を受けられる方には、参考になることも多いと思います。名前を書いた後に【時間配分】を考える。そうなんです。名前と受験番号を書き忘れる、というミスは、思っているより…

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大山倍達の遺言(その2)

タイムの経済や政治の記事を読むときにいつも心がけていることがあります。「人間がやっているものである以上、人間臭いものなのだ」ということです。実戦カラテ界の巨人である極真会館もまた、血も肉もある人間たちの集まりでした。むしろ、体力に自信のある人たちの集まりであるだけに、パワー、肉体的なものであれ、政治的なものであれ、このパワーに対するこだわりも、人一倍あるのでした。まさにそう考えさせる、分厚い本です…

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猫色ケミストリー

ある日、突然、理系男子であるあなたが、女性のからだの中に入ってしまい、また理系女子のあなたが猫になってしまう。そして、・・たぶん・・理系男子足るあなたのからだに入っているのは・・猫!というファンタジーっぽいおはなしが「猫色ケミストリー」。作者は、宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞で優秀賞に輝いた喜多喜久さん。本に書かれている「有機化学ラブコメ×ミステリー」というキャッチフレーズが、まさにあて…

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大山倍達の遺言

物事を作り上げていくのは、並大抵のことではありません。まして、それが人間の組織であり、世界的なレベルで存在しているものだとすれば。極真会館という空手の大組織があります。従来の「危険だから相手には本当に当てない空手」とは違って、実際に当てる「フルコンタクト」という形で一世を風靡した組織です。「巨人の星」や「あしたのジョー」で知られる梶原一騎さんが原作を担当した「空手バカ一代」の主役が、この大山氏です…

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児玉清さん

児玉清さんの遺稿集、「すべては今日から」を読みました。早いもので、児玉さんが亡くなられて1年がたってしまいました。ごく最近まで、TVなどでよくお見かけしていた気がするのですが、もうそんなにたってしまったのか、という気持ちになります。児玉清さんが、わたしにとって、印象的な俳優になったのは、2008年に放送された「鹿男あをによし」がきっかけでした。いつも、上品で、善人役を演じてきた児玉さんが、実は・・…

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パンとスープとネコ日和

町内でも親しまれた「お食事処 カヨ」を経営していた母を失って、それまで編集者をしていたアキコは、人事異動できょうみをもてない部署に配属になった。結局、アキコは会社を辞め、自分の心地よいお店を開くことになる。アキコ、53歳。お店のある建物の上の階は、アキコの住居でもある。そしてここには、毎日アキコの帰宅を待ち望んでいる、ネコの「たろ」がいる。紆余曲折ありつつも、毎日、がんばって過ぎていく一日一日を描…

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大野更紗「困っているひと」

ある日、原因不明の難病を発症した大学院生女子の、冒険、恋、戦い――。知性とユーモアがほとばしる、命がけエッセイ!という宣伝文句が、まさにオーバーではない本がこちら。これは、たいへんな本です。金曜日の夜、読み始めて、土曜日の朝には読み終えました。それまで、エネルギッシュな大学院生だった大野更紗さんが、突如、全身が痛いという奇病にかかり、あちらこちらの病院にかかってもらちが明かず、やむなく東京の某病院…

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英語基礎速習コース

英語集中コースの基礎速習レッスンを説明させてください。音読と基礎文法とを組み合わせたレッスンです。このレッスンは、「英会話・ぜったい・音読」の標準編をテキストにしています。この本は、中学校3年生用の教科書のレッスンを抜粋して編集したものです。英語の達人といわれる先生方がよく口にされる、「中学英語をマスターすれば英語のコミュニケーションは8割大丈夫」という言葉があります。それを実践しようというのが、…

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