小説のペース 2012年8月27日 2019年2月2日 海外の小説をお読みになる方ならお気づきだと思いますが、日本の小説とアメリカなどの小説とでは、物語の進行のペースがかなり違う印象を受けます。最近、Daniel Suarez という人の”Daemon”という作品を読み始めましたが、なかなか本題(?)というか、事件が明確な形をとってこないため、進めなくなってしまいました。評判のよいエンターティンメントらしいので、それなりの期待もあったのですが、おそらく… 続きを読む
例文探し 2012年8月27日 2019年2月2日 仕事で、英語の例文探しをすることがあります。ふしぎなことですが、日ごろ目を通している英文でも、特定の文法項目などにこだわって例文を探していると、全体の流れが全く頭に入ってきません。ある英語の先生の書かれた本を読んでいたときに、似たようなエピソードに遭遇しました。その先生は、やはり辞典など作るために英語の例文が必要で、何度も読んでいるアガサ・クリスティーの作品を読み直されたそうです。すると、やはりス… 続きを読む
海外留学 2012年8月25日 2019年2月2日 「○○さんはどちらに留学されていたのですか」英語の仕事をされているSさんは、いつもこう聞かれる、とこぼされます。英語の仕事をするのに、海外経験があるのは当たり前、逆になければ力があるのか疑われてしまう、とおっしゃいます。たしかに、日本で頑張って勉強されて、英検1級にも合格され、現在はお仕事で英語を使っているSさんにとって、こうした質問は不愉快でしかないのです。英語を勉強される方がこれほどたくさんい… 続きを読む
最新!英検1級合格リポート! 2012年8月17日 2019年2月2日 7月22日に届いた最新の合格体験記です!英検1級に合格されました!!「今回受検1回目で合格することができました。1年ほど前にこの回に受験しようと決めて準備を始めました。1次対策として過去問題集を集中的にやりました。各回25問の正当単語の暗記、長文問題は前から訳す、を中心に行いました。試験1-2か月まで殻は実際に受験通りの時間帯で事故模擬テストをして、大体の時間配分をつかみました。長文読解が苦手だっ… 続きを読む
外国人と話しているときに 2012年7月15日 2019年2月2日 突然、耳を自分の方に近づけられた経験はありませんか?わたしたちの声は、小さすぎて聞こえないらしいのです。これをされると、上がってしまい、かえって声が出なくなる方も多くいます。日本人同士で話し合っているときにそんなことはまずありません。どうしてこうなってしまうのでしょう?その原因の一つは、わたしたちが農耕民族であるのに対し、彼らが狩猟民族であることから来ているように思えます。農業をする場合、種まきに… 続きを読む
ネコにも描けるマンガ教室③ 2012年7月14日 2019年2月2日 マンガ入門書です。ユニークなのは、小説として書かれていること。しかも、同人誌の作り方が、事細かに書かれています。中学の頃、マンガのグループで、肉筆回覧誌を作っていたことがあります。当時はコピーも、いわゆる青焼きしかなくて、特別な用紙に書いたものしか印刷できず、しかも片面印刷のみでした。コンビニもありませんから、お手軽コピーもできません。当時から見ると、時代の変遷は大きなものです。この本では、小学生… 続きを読む
正式に「不合格」といわれるまであきらめない 2012年6月7日 2019年2月2日 原尚美さんという税理士の方が書かれた【7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法】という本が中経出版から出されています。今日は、この本のなかでも特に「これだ!」ということばを抜粋いたします。10日に英検を受けられる方には、参考になることも多いと思います。名前を書いた後に【時間配分】を考える。そうなんです。名前と受験番号を書き忘れる、というミスは、思っているより… 続きを読む
大山倍達の遺言(その2) 2012年6月4日 2019年2月2日 タイムの経済や政治の記事を読むときにいつも心がけていることがあります。「人間がやっているものである以上、人間臭いものなのだ」ということです。実戦カラテ界の巨人である極真会館もまた、血も肉もある人間たちの集まりでした。むしろ、体力に自信のある人たちの集まりであるだけに、パワー、肉体的なものであれ、政治的なものであれ、このパワーに対するこだわりも、人一倍あるのでした。まさにそう考えさせる、分厚い本です… 続きを読む
猫色ケミストリー 2012年6月4日 2019年2月2日 ある日、突然、理系男子であるあなたが、女性のからだの中に入ってしまい、また理系女子のあなたが猫になってしまう。そして、・・たぶん・・理系男子足るあなたのからだに入っているのは・・猫!というファンタジーっぽいおはなしが「猫色ケミストリー」。作者は、宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞で優秀賞に輝いた喜多喜久さん。本に書かれている「有機化学ラブコメ×ミステリー」というキャッチフレーズが、まさにあて… 続きを読む
大山倍達の遺言 2012年6月3日 2019年2月2日 物事を作り上げていくのは、並大抵のことではありません。まして、それが人間の組織であり、世界的なレベルで存在しているものだとすれば。極真会館という空手の大組織があります。従来の「危険だから相手には本当に当てない空手」とは違って、実際に当てる「フルコンタクト」という形で一世を風靡した組織です。「巨人の星」や「あしたのジョー」で知られる梶原一騎さんが原作を担当した「空手バカ一代」の主役が、この大山氏です… 続きを読む