英語を使う人が属する3つの世界

現在、日本にいて、英語を使っている人たちというのはおおざっぱに次の3つに分けられます。ひとつめは、今までの経験で覚えている世界で英語を使っている人たち。これは、ネイティブ・スピーカーといわれる人たちや、帰国子女など。生まれてから、現在までに覚えてきた英語を、覚えてきたように使っているのですから、問題はありません。あるとすれば、自分の英語が日本で通じないことがあることと、日本人独自の発想や、自分が今…

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消しゴムを捨てて、勉強しよう!

「書を捨てて、町へ出よう」というベストセラーが昔ありました。今回は、「消しゴムを捨てて、勉強しよう」をテーマに書こうと思います。生徒さんの中には、二丁拳銃のように、片手にエンピツ、もう一方に消しゴムをもって授業に臨む方がみえます。授業が進むにつれ、右手の鉛筆でノートをとり、左の消しゴムでごしごし。なかなか器用です。ただ、残念ながら、この器用さは、学習には生きていないのです。書く。間違えたらすぐに消…

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石ノ森章太郎の「マンガ家入門」

あるマンガ家志望者がいました。無事デビューし、作品が売れ出します。ところが、読者の反応を読むと、自分のテーマがまったく通じていないのです。「なんでわかってくれないんだ!」あせった彼は、自分の世界を少し変えて、わかりやすくします。気がつくと、彼は一つの世界を支配する権力者になっていますが、その世界は決して自分自身のものではなく、あくまで読者のためのものになってしまっているのです。これは、石ノ森章太郎…

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