わかりやすい文を書く秘訣

英文の書き方に関する本を読んでいると、日本語の文章読本に書かれていることと同じようなことが書かれています。最近気がついたのは、「文を短く!」というアドバイス。たしかに、短い文を使うと、趣旨が明確になります。文を書くことの目的は、読んでもらうことです。読んでもらうためには、一回、目を通せば言いたいことが通じる文でなくてはなりません。読み直したときに、ごちゃごちゃしている、と感じたら、どんどん文を切っ…

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消しゴム2丁拳銃?

ノートをとっていて、間違えたらどうしますか。消しゴムで消す、という方がたくさんいらっしゃると思います。ロケット学者の糸川英夫さんという方が、勉強の仕方の本を書かれています。この本に、「消しゴムは使うな!」という言葉が何度も出てきます。糸川博士によると、間違いというのは、自分の弱いところをはっきり示してくれている。これは天の声のようなもので、弱点を教えてくれているのである。それを消しゴムで消してしま…

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英語を使う人が属する3つの世界

現在、日本にいて、英語を使っている人たちというのはおおざっぱに次の3つに分けられます。ひとつめは、今までの経験で覚えている世界で英語を使っている人たち。これは、ネイティブ・スピーカーといわれる人たちや、帰国子女など。生まれてから、現在までに覚えてきた英語を、覚えてきたように使っているのですから、問題はありません。あるとすれば、自分の英語が日本で通じないことがあることと、日本人独自の発想や、自分が今…

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消しゴムを捨てて、勉強しよう!

「書を捨てて、町へ出よう」というベストセラーが昔ありました。今回は、「消しゴムを捨てて、勉強しよう」をテーマに書こうと思います。生徒さんの中には、二丁拳銃のように、片手にエンピツ、もう一方に消しゴムをもって授業に臨む方がみえます。授業が進むにつれ、右手の鉛筆でノートをとり、左の消しゴムでごしごし。なかなか器用です。ただ、残念ながら、この器用さは、学習には生きていないのです。書く。間違えたらすぐに消…

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石ノ森章太郎の「マンガ家入門」

あるマンガ家志望者がいました。無事デビューし、作品が売れ出します。ところが、読者の反応を読むと、自分のテーマがまったく通じていないのです。「なんでわかってくれないんだ!」あせった彼は、自分の世界を少し変えて、わかりやすくします。気がつくと、彼は一つの世界を支配する権力者になっていますが、その世界は決して自分自身のものではなく、あくまで読者のためのものになってしまっているのです。これは、石ノ森章太郎…

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