声のサイエンス

声のサイエンスNHK出版新書から「声ノサイエンスーあの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか」という本が出版されました。著者は山崎広子さん。音楽・音声ジャーナリストという耳慣れない肩書きの方で、いくつかの大学で心理学・音声学を学んだ後、認知心理学をベースに人間の心身への音声の影響を研究された、という履歴をもつ方です。わたしも、音声学を学んだ人間の端くれとして、非常に興味深く読ませていただきました。私なりに…

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即興スピーチのヒント④

即興スピーとのヒント④ほかにも新聞にまつわる考え方はいくつもあります。たとえば、The newspapers are hard to read というアプローチもあります。hard to read ってどういうこと?新聞なんか、誰でも読めるでしょう?じつは、hard to find a place to read newspapers という考え方もあります。ちょっと昔のお父さんなどは、朝食のテー…

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即席スピーチのヒント③

即席スピーチのヒント③いままで、インターネットでの、あるいはウェブサイト上の「新聞」を名乗る媒体について、述べてきました。「新聞」とはいいますが、新しいニュースがでてくるまで、更新しないことも可能だし、書きたいニュース、追跡したい情報があれば、どんどん書いて構わない、というのがこの方式のメリットでしょう。逆に、人気がなくなれば、いつの間にやら消えてしまうかもしれません。あるいは、資金が続けば、読者…

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即席スピーチのヒント②

即席スピーチのヒント②新聞は近い将来消滅するか、というトピックでの即興スピーチを考えなくてはならないとしたら、どうしますか?新聞は紙でできているから、木材を消費する。しかも、全頁がきちんと読まれているわけではなく、興味関心に合わせて、テレビ欄しか見ない人、宣伝広告だけが欲しい人、連載小説を読みたい人、いろんな読者がいます。だとすると、読まずに捨てられてしまうページもずいぶんあるでしょう。そういう意…

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即席スピーチのヒント

即興スピーチのヒント英語での即興スピーチは、なかなか不評で、厳しいという声が多いようです。たしかに、タイトルを与えられてから、わずか1分で、2分間のスピーチをつくる、という1級の面接試験は大変です。特につらいのは、事前のメモが作れないところ。これは、何とか改善してほしい、というのが正直なところです。それはさておき。いつも書かせていただいていることですが、1級の面接で一番大切なのは、自分の言いたいメ…

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便利と不便のはざま

便利と不便のはざまある記事から。ある日、主人公は、車にはねられそうになります。直前まで、車が近づいてくることに全く気付きませんでした。それは、その自動車がハイブリッドカーで、ほとんど音がしなかったからです。それまでの常識では、自動車が近づいてくるときには、エンジン音や、車輪のきしみなどの騒音で、それと気づいたものでした。交通量の多い道路のわきに住んでいる方たちは、絶え間のない騒音に悩まされていまし…

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褒め言葉への対応

褒め言葉への対応ニューヨークタイムズの記事です。よく言われることばに、日本人は、お世辞に対して、照れたり、否定したり、なかなか素直には受け取らない。でも、この記事によれば、アメリカ人だって同じようなものなのだそうです。オフィスで、チョコレートをつまんでいたら、その包み紙に、「女性の皆さん、お世辞に対しては、話題を変えたりしないで、ありがとう、と受け止めましょう」と書いてあったそうです。まあ、チョコ…

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英検1級2次マニュアル⑤

英検1級2次マニュアル⑤ここまで、英検1級を受験される方のための学習方法について触れてきました。必要なことは、過去問題研究につきます。試験に取り組む、ということは、その試験の出題方法に合った勉強をする、ということです。わたしも若いころは生意気で、試験には実力で合格してやる!と思っていました。したがって、過去問題にもほとんど目を通さず、ほとんどぶっつけで試験を受けていました。これは最悪の方法です。実…

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