いかに大きな嘘は生まれるか

How big lies can grow from telling small ones 「いかに小さな嘘をつくことから大きな嘘が生まれてくるか」ちょっと珍しいタイトルですが、これはニューヨークタイムズのHealth の欄からピックアップした記事です。People who tell small, self-serving lies are likely to progress to bigger…

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だれが教育費用を負担する?

とろけてしまったトランプ候補の顔を描いた表紙の今週のタイム。クリントンとトランプの大統領ディベート最後の戦いを控えたこの号では、アメリカの抱える大きな問題を取り上げて、民主党と共和党とでは、それぞれどのように対処するのか、を論じています。Who’s picking up the educational tab? と題した記事では、高騰する大学の費用の問題は、思っていたよりもひどいもの。…

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アメリカ軍、北朝鮮のミサイル発射を探知

10月17日ジャパンタイムズ1面。US military detects failed missile launch by Pyongyang「アメリカ軍、北朝鮮政府によるミサイル発射失敗を探知」detect は、detective 「探偵」などの動詞で、「見つける」 Pyongyang はもちろんピョンヤンですが、通常、国家の首都がかかれていれば、その国の政府をさします。South Korea …

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「わたしはタヌキ」はただしいか?

うどん屋に行って、「わたしはタヌキ」はあるか?実はこれ、英作文の参考書からとったものです。旺文社の出している、「よくわかる英作文」(水谷信子・著)の出だしの部分に、このエピソードが紹介されています。さて、英語で「わたしはタヌキ」が通じるのか?もちろん、状況そのものがとても限られていて、「たぬきうどん」や「きつねうどん」というものがあって、それに対して、注文する際に「わたしはたぬき」「ぼくはきつね」…

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コンピュータの声が示す隠れた差別意識

ニューヨークタイムズの記事から。Computer voices expose a strong set of biases(コンピュータ音声が、強い差別意識を表面化させる)副題は How machines sound can change or harden how we see each other つまり、「機械の音は、どのようにして、私たちが互いを意識しているかを変え、または強めるか」となっ…

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天皇陛下の引退なるか?

10月17日午後6時から、天皇陛下の引退に関する評議会が開始されたそうです。ちょうど、その当日、ジャパンタイムズは、1面にこのような記事を掲載しました。Imperial reform likely too sensitive 「皇室の再編成は、あまりにデリケートな問題」An advisory panel of six intellectuals will hold its first meetin…

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拉致被害者の肖像

10月17日のジャパンタイムズで、一番に取り上げられていたのが、北朝鮮による拉致被害者の方の消息が判明した、というニュース。Abductee said in N. Korea Hospital というのがタイトルです。Abducteeの最後の-eeは、「~されたひと」という意味になります。たとえば、interview をする人が interviewer で、される人が、interviewee です…

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紙の辞典と電子辞書

むかしは、高校で入学するときに、本屋さんが学校に来ていて、指定の辞典を販売していたものです。最近は、紙の辞典ではなく、電子辞書が主流になってきていますから、学校でも指定のメーカーの辞典を販売するようになっています。このこと自体は、一つの事態の流れなので、やむを得ない事だと思いますが、残念なのは、電子辞書に入れてもらえない辞典は、たぶん急速に姿を消してしまうだろうということです。たとえば、英英辞典で…

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「テロ組織が国政に参加」を認められるか?

タイム最新号、10月17日号の記事からです。Colombians ponder the future after the shock rejection of a peace deal with FARC「コロンビア人たちはFARCとの平和に対する激しい拒否の後、平和を考える」直訳すると、どういう意味なのかよくわかりませんが、実は、コロンビアでは現政権に反対するテロ組織があって、長年にわたり、内戦…

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