英検対策講座(Vocabulary)

最近、「出る順パス単」という英検の単語帳が書店に並んでいます。旺文社の新刊のようです。ここ数年間、旺文社の出している英検書はあまり改訂されておらず、「文で覚える単熟語」くらいしか新しいものは出ていなかったように思います。そのため、割と部数の少ない(であろう)1級単語帳では、アルク社の『キクタン英検1級』とジャパンタイムズ社の『でる順英検1級合格単語』がヒットしていました。今回、旺文社の改定ではっき…

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英検公式サイト 英検1級対策講座

英検のホームページで、英検対策講座(1級)を担当することになりました。2011年2回の問題の中から、いくつかを選んで、解説していくことになります。いままでエブリのコースで述べていた解説を、ホームページ上でさせていただくわけですが、エブリの場合には、私自身の解釈を含めて、試験の傾向と対策をお話ししています。当然、エブリでは、生徒さんのフィードバックがその場でありますから、それに対してお答えすることに…

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エブリが英検1級コースを実施するわけ

いよいよ4月、新たな始まりの季節がやってきました。エブリでも、今週から新しいコースがスタートします。現在、エブリでは、英検1級に関しては、コースとプライベートの二つのクラスを持っています。それぞれにメリットがあり、いずれもお越しいただく生徒さんにとっては、お役にたてると考えております。毎回、コースは、実際の英検の日程に合わせて組み立てられています。コースを受講すれば、過去問を学習することで英検の傾…

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英作文を書くための工夫

英検1級、準1級には自由英作文の問題があります。これは、受験生ほとんどの悩みの種と言っても、過言ではなさそうです。どのように英作文を練習すればいいのか。これは、英検の受験を考えるすべての人にとって、大きな課題です。一つお勧めできる方法があります。わたしたちは、英検の対策として、あるいはその他の学習の一環として、英語の文章を読みます。ここで読んだ英語の文章を、自分なりに書きなおしてみる、という方法で…

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英検1級に出そうな単語たち(その3)

1級の単語には、どちらかというと陰気なものが多いような気がします。もちろん、名詞にはあまりそうした感じは付きまとっているわけではありませんが、形容詞や動詞にはそうした物がよく見られるように思います。今回もキクタン英検1級からピックアップしたことばを、いくつかの辞典で調べてみました。impediment =a hindrance or obstruction in doing something.(…

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英検1級に出題されそうな単語たち(2)

アルクの「キクタン英検1級」からいくつか、単語をピックアップして、英英辞典で、定義と例文を調べてみました。dearth = a scarcity or lack of something; ex, There is a dearth of evidence. (証拠が不足している)He showed a lamentable dearth of courage.(がっかりしたことに勇気のないことを…

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英検1級英作文問題の解説

おなじみの英検1級英作文問題で、私の作品をアップしておきました。今回は、一般的な形での解説を付しておきます。この問題は1級1次試験の筆記のうち4番にあたります。問題としては最後ですが、できれば最初に取り組むことをお勧めします。時間の余裕があると、気持ちの面でも楽な状態で取り組めるからです。自由英作文は、与えられてテーマに基づいて200語程度の英文を書く問題です。1級の場合、テーマはすでに出されてい…

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1級英作文

英検1級の大きな得点源として、自由英作文があります。「与えられた課題(たとえば『貧困はなくすことができるに同意するか同意しないか』)について、下にあるポイント6つのうち3つを利用して、序論、本論、結論の3段落以上で200語程度の英文を書きなさい」そしてこの後に、教育、技術、国連など6つのポイントが提示されます。英検協会は、これ以上の情報を出していませんので、どのような基準で採点されているのかよくわ…

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英検面接試験

TOEICと比べたときの英検の特徴は、2次試験、つまり面接試験の存在だと思います。TOEICにもスピーチとライティングに重点を置いた試験はあるのですが、英検の2次試験、というシステムは、筆記試験である程度点数を取った後、合格するために必須になっている点で大変優れたものだと思います。さて、この2次試験ですが、事前に過去問題を研究しておくかどうかで大きく結果に影響します。お手元に、既出問題集(全問題集…

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