和文英訳「お父さん、ごめん」(3)

NHK「実践ビジネス英語」ライターズ・ワークショップ2008年6月号課題。(課題3段落)入試に限らず、子どもがなにかに挫折したり、壁にぶつかったりしたとき、父親自身が、失敗を糧に困難を乗り越えながら、ここまでやってきた人間として、子どもの目の前に存在しているということは大切だ。入試の失敗なんて大したことじゃない、人生の予防注射みたいなものさ、と意気消沈している子供に語りかけよう。そのときのお父さん…

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和文英訳「お父さん、ごめん」(2)

NHK「実践ビジネス英語」2008年6月号ラーターズ・ワークショップから。さて、「お父さん、ごめん」の第2回です。(問題2段落)「いいんだよ、いいんだよ。」こんなときのためにお父さんがいるんだから。ドーンと頼ってくれていい。お父さんはこれでも案外キミの役に立つんだぞ、と言いたかったけど、言えなかったよ」と友人は笑う。そりゃあ、言えないだろう。だが、同じ子を持つ父親として、時に子供たちに背を向けて仕…

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和文英訳「お父さん、ごめん」(1)

NHK「実践ビジネス英語」のライターズ・ワークショップ2008年6月号課題で書いてみたものです。出題を担当されている佐藤昭弘さんは、このコーナーは「日本語の問題文を自然ないい英語」で表現する力を磨く場である、とのべていらっしゃいます。このことも踏まえて、できるだけメッセージを「英語としてわかりやすい」文を書くようつとめたつもりです。情報の出し方では少し工夫をしてみました。コーナーでは、和文が全文掲…

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わかりやすい文を書く秘訣

英文の書き方に関する本を読んでいると、日本語の文章読本に書かれていることと同じようなことが書かれています。最近気がついたのは、「文を短く!」というアドバイス。たしかに、短い文を使うと、趣旨が明確になります。文を書くことの目的は、読んでもらうことです。読んでもらうためには、一回、目を通せば言いたいことが通じる文でなくてはなりません。読み直したときに、ごちゃごちゃしている、と感じたら、どんどん文を切っ…

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英語を使う人が属する3つの世界

現在、日本にいて、英語を使っている人たちというのはおおざっぱに次の3つに分けられます。ひとつめは、今までの経験で覚えている世界で英語を使っている人たち。これは、ネイティブ・スピーカーといわれる人たちや、帰国子女など。生まれてから、現在までに覚えてきた英語を、覚えてきたように使っているのですから、問題はありません。あるとすれば、自分の英語が日本で通じないことがあることと、日本人独自の発想や、自分が今…

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石ノ森章太郎の「マンガ家入門」

あるマンガ家志望者がいました。無事デビューし、作品が売れ出します。ところが、読者の反応を読むと、自分のテーマがまったく通じていないのです。「なんでわかってくれないんだ!」あせった彼は、自分の世界を少し変えて、わかりやすくします。気がつくと、彼は一つの世界を支配する権力者になっていますが、その世界は決して自分自身のものではなく、あくまで読者のためのものになってしまっているのです。これは、石ノ森章太郎…

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