教室案内更新&スペシャル講座料金

教室案内のコース日程の更新がようやく出来ました。すでに12月からの新コースが始まっていたのですが、引っ越しでなかなか手が回らず、遅くなってしまい申し訳ありません。あと、スペシャル講座(グループレッスン)の料金が掲載されてませんでした。そちらのほうの修正ははもう少し時間がかかるので、とりあえずこちらに書かせていただきます。(1)英文エッセイを書こう!会話にも英検にも役立つ英作文コース 60分×13回…

続きを読む

オアシス21の怪獣たち

西本智実さん指揮のミュージカル・コンサートが、愛知県芸術劇場で行われました。昨年は、「西本智実 with ミッシャ・マイスキー & ラトビア国立交響楽団」で、クラシックにはあまり詳しくない私でも、聞いたことのある曲が多く、西本さんの指揮する姿は凛々しいし、終了後踊り出してしまいそうなくらい、浮かれて夜道を歩いて帰ったのを憶えています。モーツァルトは脳にいいというのは聞いていましたが、音楽が体に響い…

続きを読む

短文によるサクサク英会話

音読と、確実な基本の確立で、お勧めしているのは、短い文で話すことです。話すことに限らず、わたしたちは、日本語に甘えています。言い換えるなら、「・・・が」とか「・・なので」とかで繋げて、文をどんどん長くしてしまう。長い文はわかりにくい。日本語でももちろんそうです。英語だったら、言うまでもなく、その通りです!そこで、ぜひお願いしたいのは、中学レベルの基本文をきちんと覚えて、それを使って伝達する、という…

続きを読む

新講談ホームズ奇談「火の地獄船」

以前ブログで、戦前の冒険小説作家、山中峯太郎の訳した「名探偵ホームズ」のことについてふれました。今日は、最近手に入れた、山中版ホームズのお話しをしてみたいと思います。子どものころに持っていた山中ホームズは「深夜の謎」一冊きりでした。先日、古本屋の店先でながめていると、ポプラ社文庫のホームズものが目にとまりました。それが「火の地獄船」でした。山中ホームズが、普通のホームズとどう違っているか。ホームズ…

続きを読む

占星術殺人事件(島田荘司)

江戸川乱歩賞に投じられながら、残念ながら受賞を逃した作品です。当時日本で唯一といってよい推理小説の賞として、乱歩賞は本格推理の与えられるものでした。ただ、その性格は、少しずつ変化しており、だんだんと社会派的な小説に与えられるようになりつつありました。「占星術殺人事件」は、横溝正史風の、まさに「おどろおどろしい血まみれの推理小説」でしたから、ある意味では、賞を与えられないのは当然の帰結でした。さいわ…

続きを読む

謎解き名作ミステリ講座(佳多山大地・著)

わたしが、小説などの「解説好き」であることは、すでにお分かりのことと思います。ホームズについても、原典小説はもちろんですが、その周辺知識などに興味があります。そうした興味を満たしてくれる本は、世の中にいっぱいありますが、この本は、著者の佳多山大地さんが、某私立大学で実際にミステリを講じた記録ということで読みやすい作品になっています。ミステリを論じる場合に、ネタバレをどうするか、というのは永遠の課題…

続きを読む

緋色の研究(ドイル)A Study in Scarlet

かの名探偵、シャーロック・ホームズが最初に登場する長編が「緋色の研究」です。医学に志していたコナン・ドイルですが、せっかく開いた診療所は閑古鳥が鳴いています。当時、暇をもてあましていた彼は、短編小説を書いては出版社に送りますが、採用されません。そこで、恩師ベル博士をモデルに創造したシャーロック・ホームズの物語を1886年に書きあげます。これもすぐに採用されたわけではなくて、1年間寝かされた揚句、戯…

続きを読む

緋色の研究のあらすじ

シャーロック・ホームズのデビュー作「緋色の研究」は、医師のジョン・ワトソン博士がロンドンで住むべき場所を探すところから始まります。友人から紹介された、奇人ではあるが悪人ではないシャーロック・ホームズ氏と同居を始めるのですが、当初から驚かされることばかり。まず、その教養の偏り具合。文学、哲学、天文学、政治学についてはゼロないし極めて薄弱。植物学については毒物一般には至って詳しいが、園芸に関しては無知…

続きを読む