スピーディな音読の意味(1)

You tubeをご覧になった方は、なぜこんなに速いスピードで暗誦をするのか疑問を持たれる方も多いようです。実際、私たちの音読を目の当たりにした方は、その速度に驚かれます。私が目指しているのは、生の速度です。DVDなどで、現実の英語を耳にしたとき、私たちには、何を言っているのかわかりません。これは、3つの理由があります。1つは用いられている単語・表現が難しいこと。2つめはスピードが速いこと。そして…

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TOEICリーディング対策の音読

今回はTOEICリーディング対策を音読で行うための講座です。一見、リーディングと音読とは関係がないように思われますが、そんなことはありません。実は、リーディングをするためには、二つの重要なポイントがあります。ひとつは速度。頭の中でも「翻訳」をしつづけていたのでは英語に対して、そのまま対応することはできません。スピードも上がりません。この問題を克服するための方法はひとつしかありません。英語で考えるこ…

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音読の効用

英語の学習法の一つである音読が優れている点は次の3つだと思います。第1はやりやすさ。単語集の表紙のことば。「それぞれの英文を100回ずつ読んでマスターしよう」文を100回音読することには、それほどの時間はかかりません。英文に慣れてくるまで時間がかかりますから、効率は良くないように思われますが、どんどん速くなります。「ニュース英語のリスニング(基礎編)」でも、とりあげる英文は、せいぜい一文あたり20…

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「英語辞書の知識」佐藤弘・著

小説そのものも好きだけれど、その解説も好き!辞典もおもしろいと思いますが、その解説書ももっと好き、なのです。古本屋さんで手に入れた本ですが、出版された1977年ごろの辞典事情がわかってとてもおもしろい。特に斎藤秀三郎「熟語本位英和中辞典」に関する記述は情熱的で、実際に辞典を手に取りたくなる力があります。ここは、「英語青年」に掲載された文の引用なのですが、「Hornby によれば、真に日本人の手にな…

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なつかしの「英語の文型と文法」

数年前、高校生の時にエブリに通ってくれていた方が、訪ねてきてくださいました。現在は、大学で勉強されているそうですが、英会話はなかなか得意で、エブリで覚えた英語が役に立ったとおっしゃってくれました。当時は、安田一郎先生の「英語の文型と文法」を暗誦教材として使っていました。この教材はNHKから出ていたもので、当時放送されていた「続基礎英語」をベースにしたものです。この番組では、中学校2年生向けの文法を…

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『日米会話手帳』のふりがな

孫引きになりますが、晴山陽一さんの「英語ベストセラー本の研究」によると、朝日新聞社から「『日米会話手帳』はなぜ売れたか」が出ているそうです。この本には、戦争直後のベストセラー、『日米会話手帳』が全ページ、コピーされているそうで、貴重な資料と言えるようです。注目は、この『日米会話手帳』の英語に添えられたふりがなです。今日は。 How do you do?  ハウ ディ (ハウ ディ ドウ)今晩は。 …

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英語を書くときの問題点

大学受験問題や、各種試験の出題で、最近増えつつある傾向の問題があります。自由英作文です。一枚の絵が与えられて、それを英語で説明しなさい。肯定、否定で立場の分かれる問題についてどちらかの側から作文せよ。こうした形の問題です。今回は後者のタイプについて述べたいと思います。いわゆるオーソドックスな英語の勉強をしてきていると、問題を見たときに戸惑ってしまうこともあるでしょう。おすすめなのは、おおざっぱな日…

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音読で大きく伸びた話

エブリに毎週通ってくださっている中学生の方がいらっしゃいます。現在、中学3年なのですが、1年のころから来ていただいています。彼女には、入会していただいてすぐに、安田一郎さんの「英語の文型と文法」という会話形式の文法の基礎の本を覚えていただきました。これは、レベル的には中学1年生の復習と、2年生の内容を含んだものでした。暗誦、という方法があっていたようで、毎回のレッスンを録音して、その次の週には、も…

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繰り返すことの大切さ

どんな物事でも言えることだと思います。訓練を必要とするものなら、何でも、繰り返すことが大切です。ところがこの繰り返しが、大変難しい。エブリでは、毎回、レッスンごとに生徒さんに音読をしていただいています。これも、繰り返しです。毎回、最初に覚えたところから始めて、現在のところまで、一気にくりかえします。この作業で、いままでの学習内容をおさらいできますし、さらに次に進む土台ができます。これは、慣れないと…

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実戦英文法活用事典(西尾孝)

わたしが受験時代を迎えたのは、昭和40年代後半です。このころは旺文社全盛で、多くの受験生が「大学受験ラジオ講座」を聴講していました。当時、短波放送しかなくて、(そもそも短波放送、わかります?)音質の良さなどは、論外。何とか聞こえるかどうか、という状態。それでも、短波受信機を買ってもらって講座を録音していました。高校在学性が予備校に行くのは、あまりないことでした。「大学受験ラジオ講座」では、「まぼろ…

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