英検準1級の対策③

昨年度から導入された新しい採点方法について述べておきましょう。 前回、準1級の筆記試験内容について詳しく述べました。 このほかにリスニングがあり、これはまた、改めて述べますが、前回の1、ボキャブラリー問題と2、3の長文問題。この二つをまとめて大きな採点として扱います。 ボキャブラリーが25問、2の長文が二つの長文と各3問ずつの質問。さらに3の長文では、3つの長文、そし…

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英検準1級の対策②

従来の出題傾向は次のようなものでした。 1、ボキャブラリー問題25問の英文が出題され、該当の単語が、(  )穴埋めとなっている。(  )に入れるべき、単語/熟語が下に4つの選択肢の形式で出題される。出題される単語のレベルは、大学入試の最も高いもの。ここ数年、従来のものよりも高いレベルが出題されているように思われる。 2.長文穴埋め問題300語レベルの長文。文中に(  )があり、…

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英検準1級への対策①

英検準1級は、このところ、やや難化の傾向がみられます。 ひとつには、センター入試に関する変更が影響しているのでしょう。 これは、センター入試の英語問題が、一般の英語検定試験に変更される件です。 英語を受験する人たちは、いくつかある私企業による英語の検定試験を選んで、受験して、その点数を、英語の得点としてカウントする、というものです。 英検以外にも、TOEIC…

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スマホを置きなさい、今すぐ!②

タイム誌4月1日号からの記事です。前回、スマホの使い過ぎは、うつ病や、金欠状態を引き起こすよくない状態を招く、という記事を紹介しました。今回は、そのつづきで、解決法がありますよ。という部分です。The good news is the solutions are fairly straightforward.  These are the rules I follow for myself and…

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スマホを置きなさいーいますぐ!①

実は、このタイトルは、タイムというアメリカのニュース雑誌の記事を訳したものです。原題は「Put that phone away-Now」です。この記事の最初の段落はこんな風に始まります。タイム4月1日号から・・When I talk to parents about my research on teens and technology, their questions often boil do…

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英作文へのチャレンジ⑤

受験生の方たちに英作文を書いていただくと、共通で問題になる点があります。 意外に思われるかもしれませんが、ごく基本的なことが多いのです。 単数と複数。主語が単数なのに、動詞は複数形に対応している。あるいは、その逆がよくみられます。He were studying English. というのは明らかに間違っているのに、自分が書いたとなると、気付かないものです。 三人称単…

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英作文へのチャレンジ④

英文の書きづらさ。 これは、実は、描写の難しさだと思います。 チャレンジ②の「紙の辞典、電子辞書」を見返してみましょう。 どちらかと言えば、「電子辞書」の方がやさしそうですので、こちらを例にとっていきます。まず、「軽い」。An electronic dictionary is lighter than a paper dictionary.Usually, an el…

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英作文へのチャレンジ③

わたしたちが英作文を書くときに陥りがちな罠があります。難しい単語を使いたくなる。しゃれた表現を入れてみたくなる。でも、英検に限らず、どんな試験でも、最も良くないことが、「辞典を見ればすぐわかるミスをしない」ということなのです。 たとえば、スペルミス。受験レベルが上がれば上がるほど、基本的な単語のスペルを間違えることが命取りになります。 もう一つは、語法のミス。make myse…

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英作文へのチャレンジ②

前回に続いて、英作文を書く場合の基本的なお話をさせていただきます。 まず、最近の出題が急増している、テーマ別英作文について。 これは、たとえば、「紙の辞典と電子辞書、どちらがよいか」といったトピックが出題されます。 このトピックにたいして、どちらかを選んで論ずることになります。 まず、「紙」か、「電子辞書」がどちらを選択するかを決めます。 決めたら…

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