TOEIC攻略法(パート7)

リーディングの圧巻がパート7です。問題数、難易度ともにTOEIC全体を通して一番厳しい部分といってよいでしょう。リーディングが総問題数100のうち、40が単発単語・文法問題、12が文中単語・文法問題であり、のこり48問がパート7であることを考えると、この部分は大きな山場です。小手先の技術で得点をあげる方法というのはないのですが、いくつかヒントになるようなポイントはあるかもしれません。そのうちのひと…

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TOEIC攻略法(パート1とパート2)

試験会場では、まず写真と身分証明のチェックがあります。写真が小さすぎると、貼り直しになったりします。受験の前にこうしたトラブルがあると、精神的にへこむので注意しましょう。携帯電話のチェックなども徹底しています。試験開始までに、かなり緊迫した雰囲気になりますから、それに負けないように強い気持ちを持つ必要があります。TOEICは試験のパターンがきっちり決まっていますから、それに合わせて準備をしておくの…

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英検面接試験

TOEICと比べたときの英検の特徴は、2次試験、つまり面接試験の存在だと思います。TOEICにもスピーチとライティングに重点を置いた試験はあるのですが、英検の2次試験、というシステムは、筆記試験である程度点数を取った後、合格するために必須になっている点で大変優れたものだと思います。さて、この2次試験ですが、事前に過去問題を研究しておくかどうかで大きく結果に影響します。お手元に、既出問題集(全問題集…

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国語が得意なら英語も得意に?

国語の能力の高い方は、英語でもその学力を生かすことができる、というお話です。最近、見学にお越しいただいた方のおひとりが、具体例といってよい方でした。国語を教えるお仕事をされていて、英語の勉強もされていらっしゃる方です。単語は苦手とされているそうなのですが、長文についてはたいへん良い成績で、ほとんどが正解。長文に苦しむ生徒さんが多い中、その秘訣をお伺いしました。「基本的には、英語でも日本語でも、重要…

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2012年2月20日の英検1級レッスン

4月が近づいているせいか、レッスンのご見学の問い合わせが増えています。現在、開講中の英検1級クラスは3つ、月曜11:00-、火曜13:00-、土曜10:30-。今日は月曜日なので、11:00-12:30のクラスがありました。今日は、まず単語テスト。これは、過去の英検で出題されたもの。3-4分かけて、20語以上の単語の意味を書いていきます。そのあと、次回の試験範囲になる単語のおさらいをします。続いて…

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「英語辞書の知識」佐藤弘・著

小説そのものも好きだけれど、その解説も好き!辞典もおもしろいと思いますが、その解説書ももっと好き、なのです。古本屋さんで手に入れた本ですが、出版された1977年ごろの辞典事情がわかってとてもおもしろい。特に斎藤秀三郎「熟語本位英和中辞典」に関する記述は情熱的で、実際に辞典を手に取りたくなる力があります。ここは、「英語青年」に掲載された文の引用なのですが、「Hornby によれば、真に日本人の手にな…

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具体的に語る

英語に限らず、他の方にお話をする場合には、具体的に語ることがとても大切です。ペットを飼うことの大切さを話すとします。ペットを飼えば、気持ちの上で癒しになる、命の大切さがわかる、そして、物事に対する愛情を持つことができる、と言ったとします。このとき、ご自分が飼っていた犬の話をいれていただくと、聞いている方にも想像しやすい、わかりやすい話になります。癒す、といわれても、どういう点でなのかわかりません。…

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「論理的に考える技術」

英検1級のスピーチの方法をお話しするときに、「頭の中で図面を描いて、できるだけそれを伝えるようにするとわかりやすいスピーチになる」という説明をすることがあります。これは、村山涼一さんがソフトバンクから出している「論理的に考える技術」を参考にした言い方です。この本の中で村山さんは、「図形化することで考えはこんなにまとまる」というアイディアを中心に話を進めていきます。まず、考え方のパターンを提示します…

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なつかしの「英語の文型と文法」

数年前、高校生の時にエブリに通ってくれていた方が、訪ねてきてくださいました。現在は、大学で勉強されているそうですが、英会話はなかなか得意で、エブリで覚えた英語が役に立ったとおっしゃってくれました。当時は、安田一郎先生の「英語の文型と文法」を暗誦教材として使っていました。この教材はNHKから出ていたもので、当時放送されていた「続基礎英語」をベースにしたものです。この番組では、中学校2年生向けの文法を…

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ストラディバリウスのヴァイオリン

億という金額になるヴァイオリンの名器、ストラディバリウスは、なぜこんなに素晴らしい音色なのか。今回の英検一級の問題にはそのお話が出ています。そもそもストラディバリウスのヴァイオリンというのは1600年代半ばから1700年代初頭にかけてイタリアの職人、アントニオ・ストラディバリウスが作成したものです。その素晴らしい音色は、その木材が大聖堂のもので、長年にわたりベルの音の振動に触れていたことから生まれ…

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