英検タイムズ 英検対策講座1級 執筆日誌(その1)

旺文社のウェブサイト「英検タイムズ」の英検対策ページを担当しています。私が書いているのは1級の部分、4月2日(月)に最初のパートがアップしました。現在、執筆しているのは、2011年度第2回、つまり昨年の冬に実施された問題の講座です。1級の問題は、ボキャブラリー問題、長文問題、英作文、そしてリスニングから構成されています。それぞれについて、過去問、解答と解説、学習アドバイスという構成で教材を作るので…

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An Unquiet People

昨年の津波と福島原発事故で、多くの日本人が熱意のある反原発活動家になった・・という書き出しで、3月19日号のタイムは、3・11以後の日本について述べています。たしかに、復興計画は遅々として進まず、驚くべきことに義捐金も、まだ十分に行き渡っていない現状で、税金と電気料金が上がっていく、というのは、かなり理不尽な気持ちになってしまいます。というわけで、この記事の冒頭の部分を見ていきます。第1段落Chi…

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英検公式サイト 英検1級対策講座

英検のホームページで、英検対策講座(1級)を担当することになりました。2011年2回の問題の中から、いくつかを選んで、解説していくことになります。いままでエブリのコースで述べていた解説を、ホームページ上でさせていただくわけですが、エブリの場合には、私自身の解釈を含めて、試験の傾向と対策をお話ししています。当然、エブリでは、生徒さんのフィードバックがその場でありますから、それに対してお答えすることに…

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エブリが英検1級コースを実施するわけ

いよいよ4月、新たな始まりの季節がやってきました。エブリでも、今週から新しいコースがスタートします。現在、エブリでは、英検1級に関しては、コースとプライベートの二つのクラスを持っています。それぞれにメリットがあり、いずれもお越しいただく生徒さんにとっては、お役にたてると考えております。毎回、コースは、実際の英検の日程に合わせて組み立てられています。コースを受講すれば、過去問を学習することで英検の傾…

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英作文を書くための工夫

英検1級、準1級には自由英作文の問題があります。これは、受験生ほとんどの悩みの種と言っても、過言ではなさそうです。どのように英作文を練習すればいいのか。これは、英検の受験を考えるすべての人にとって、大きな課題です。一つお勧めできる方法があります。わたしたちは、英検の対策として、あるいはその他の学習の一環として、英語の文章を読みます。ここで読んだ英語の文章を、自分なりに書きなおしてみる、という方法で…

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英検1級に出そうな単語たち(その3)

1級の単語には、どちらかというと陰気なものが多いような気がします。もちろん、名詞にはあまりそうした感じは付きまとっているわけではありませんが、形容詞や動詞にはそうした物がよく見られるように思います。今回もキクタン英検1級からピックアップしたことばを、いくつかの辞典で調べてみました。impediment =a hindrance or obstruction in doing something.(…

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英検1級に出題されそうな単語たち(2)

アルクの「キクタン英検1級」からいくつか、単語をピックアップして、英英辞典で、定義と例文を調べてみました。dearth = a scarcity or lack of something; ex, There is a dearth of evidence. (証拠が不足している)He showed a lamentable dearth of courage.(がっかりしたことに勇気のないことを…

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英検1級英作文問題の解説

おなじみの英検1級英作文問題で、私の作品をアップしておきました。今回は、一般的な形での解説を付しておきます。この問題は1級1次試験の筆記のうち4番にあたります。問題としては最後ですが、できれば最初に取り組むことをお勧めします。時間の余裕があると、気持ちの面でも楽な状態で取り組めるからです。自由英作文は、与えられてテーマに基づいて200語程度の英文を書く問題です。1級の場合、テーマはすでに出されてい…

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音読の効用

英語の学習法の一つである音読が優れている点は次の3つだと思います。第1はやりやすさ。単語集の表紙のことば。「それぞれの英文を100回ずつ読んでマスターしよう」文を100回音読することには、それほどの時間はかかりません。英文に慣れてくるまで時間がかかりますから、効率は良くないように思われますが、どんどん速くなります。「ニュース英語のリスニング(基礎編)」でも、とりあげる英文は、せいぜい一文あたり20…

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