僕らが愛した手塚治虫2 二階堂黎人

名古屋に「まんがの虫」という手塚治虫さんのファンを中心としたマンガグループがありました。中学時代、このグループの代表の方から連絡がありました。手塚先生が、当時の松坂屋だったか丸栄だったか、百貨店にサイン会にいらっしゃる、というのです。そこで、前日から代表の方の自宅に泊まり込んで、当日は朝から名古屋駅で手塚先生の名古屋到着を待とう、というわけです。実際には、情報が錯綜してしまい、名古屋駅での対面はな…

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音読レッスンの具体的な方法

4月から英語を始めよう、エブリに通って英語を得意科目にしよう、という方からの問い合わせで、よく音読のことを尋ねられます。実際に、見ていただくのが手っ取り早いのですが、具体的な音読レッスンの仕方を簡単にまとめておきます。教材については、「音読レッスンの教材」という記事がありますので、そちらをご覧になってください。あなたがエブリの初めてのレッスンを受けるとしましょう。お手元には「英会話・ぜったい・音読…

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音読レッスンの教材

本校では、ほとんどすべてのレッスンの冒頭に、音読を行っています。音読する教材は、大きく分けて3つあります。英語が苦手という方には、講談社の「英会話・ぜったい・音読」(標準編)です。これは中学3年生用の英語の教科書のレッスンを選んだもので、インターネットに関するレッスンからはじまり、自然破壊などについてのものなどがあり、さいごはキング牧師のI have a dream で締めくくります。英語が苦手な…

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吉川英治「新・平家物語」

現在、愛読している小説がこれ。ちょうどNHKが同じ人物を題材にした「平清盛」を放映しており、冒頭の父親とのエピソードが、自分の父親の思い出に結びつく部分があるからでもあります。はじめて父親から買ってもらった小説が「新・平家」でした。これは、車に乗っている時のちょっとした会話がきっかけになりました。「源氏物語」と「平家物語」との違いを聞かされていたので、読んでみたいという話になり、ある日、父が買って…

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英検1級の単語たち

ここでは、今までに英検1級に出された単語やイディオムを少しずつ見ていきます。Oxford の「現代英英辞典」、アルク社の「キクタン英検1級」、そのほかインターネットなどで調べたり、以前から自分の持っている単語のイメージなどを参考に書いています。cynical = believing that people only love themselves and not caring something …

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エラリー・クィーンズ・ミステリ・マガジンVol. 1-3

推理小説を愛読される方なら、エラリー・クィーンの名前を一度は耳にされたことがおありだと思います。耳の聞こえないシェイクスピア役者である、ドルリー・レーンの活躍する「Xの悲劇」をはじめとする4部作、「ローマ帽子の謎」「フランス白粉の謎」などの国名シリーズ、「災厄の町」などの中期作品などの作品があります。いずれもそのトリックのユニークさなどで驚かされるクィーン作品ですが、実は作家エラリー・クィーンには…

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クリスティ短編全集2

アガサ・クリスティというとカリカチュア的な名探偵、エルキュール・ポワロや愛すべき老婦人、ミス・マープルといったテレビ化されたミステリでおなじみのイギリスを代表する推理小説作家。「そして誰もいなくなった」や、「オリエント急行の殺人」「アクロイド殺人事件」といった、奇想天外な作品でも有名で、映画化されたものもたくさんあります。東京創元社の推理文庫からだされている「クリスティ短編全集」の第2巻は、本国で…

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K君の合格報告

高校2年の時からエブリに通ってきていたK君から大学合格のお知らせを受け取りました。暗誦と英作文が役に立ったと言っていただいてとてもうれしく思いました。K君は、お兄さんからエブリのことを聞いて通い始めてくれました。もともと英語があまり好きではなかったK君ですが、特に暗誦が良い、と言われて通う気になってくれたようです。K君のレッスンは90分。内容は次の通りでした。1,英文暗誦、2,英作文、3,英文読解…

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趣味を英語で!

仕事で英語が必要!TOEICで××点取らないと昇進できない!英語を学ぶ理由は人さまざま。でも、同時に英語で趣味を広げることを考えてはみませんか。わたし自身は、ミステリが楽しみです。シャーロック・ホームズは英語でも読みます。DVDもグレナダTVのシリーズを英語ヴァージョンで揃えています。本文よりも注釈が多いのではないか、と思わせるNew Annotated Sherlock Holmes も全3巻そ…

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真樹日佐夫さんのこと

年が改まってすぐに、真樹日佐夫さんの訃報をききました。真樹さんといえば、「巨人の星」「あしたのジョー」で有名な梶原一騎さんの実弟であり、ご自身、「ワル」などの原作者として、また「拳」などの小説家として著名な方でした。もちろん面識があるわけではありません。実は、わたしは、梶原一騎、真樹日佐夫さんの作品を折につけ読んできた、隠れたファンでした。体形的にも、経験から言っても格闘技系とはほど遠い、私のよう…

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