音読中心の学習(1)

以前から何度も音読の効果について書いてきました。エブリでは、毎回、レッスンの始めに、生徒さんに、決まったテキストを音読していただいています。受講されている生徒さんお一人おひとりで、テキストは違います。久しぶりに英語を勉強される方や、中学生の方、あるいは英語が苦手な方には、中学の教科書レベルの文章を音読していただきます。以前は、NHKから「英語の文型と文法」という、基本的な文法事項を網羅したすばらし…

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準1級の長文(5)

このレベルの文を解いていくうえで参考になるのは、英字新聞です。現在、駅売りなどで手に入れやすいものには、The Japan Times、The Japan News,そしてThe Student Times があります。The Japan News は、英語もわかりやすく、扱うニュースも日本の話題が多くて、親しみやすいかな、と思われます。実際に、毎日、テレビなどで接するニュースを、どのように英語で…

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英検準1級の長文(4)

英検1級の英語というブログを先に公開しましたが、準1級でも同じようなことが言えます。In 2014, researchers at New York’s Columbia University interviewed 20 renters and homeowners in a low-income community in New York before and after help…

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英検1級の英語(1)

英検1級に出てくるような、わかりにくい文章を選んでみました。これはタイム誌の2016年2月15日号にのった、書評で、「United States of Jihad」という本を扱ったものです。まず、この英文を見ていただきましょう。本の著者は、アメリカに対するテロ攻撃は、ないわけではないだろう。そして、もちろんその脅威もある。でも、そんなひどいことが起こる可能性は、極めて低い。こう結論付けます。Of …

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英検準1級の長文(3)

二つ目の文法について。文法のおさらいが必要、というと、すぐに、市販されている分厚い文法書を持ち出される方が多いのですが、そうではありません。まず、本屋さんに出かけて、ごく薄い、高校2年生程度〔標準〕と書かれた英文法問題集を手に取ってみてください。価格は、400円―800円程度で、ご自分のレベルから見て、ちょうど同じか、少し優しめ。お買いになったら、近くの喫茶店でもいいし、ファミレスでもいいので、一…

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音読中心の学習(2)

音読で大切なこと、それは、次の3点です。1、できるだけ、細かな部分まで注意しながら、きちんと練習すること。   個々の単語の発音や、複数、時制などをいいかげんにしないで、できるだけ丁寧に読むことが大切です。  わたしたちは、日本語に複数形がないせいか、つい、複数のsを抜かしてしまうことがよくあります。  気がついてみると、複数形でいうことを、すっかりおこたってしまっていることも。  と、同時に、あ…

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英検準1級の長文(2)

それでは、それぞれの特徴に対処するためにどうすればよいのかについて書きます。第一の情報面については、さまざまな物事に関心を持つようにすることが大切です。英語の勉強を一生懸命やっていらっしゃる方の中には、世の中の動きにあまり関心がない、という方がいらっしゃいます。たとえば、最近では、アメリカ大統領選挙の行方であるとか、(トランプさん、どうなるの?)というようなこと。あるいは、先だって、マスコミでは大…

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英検準1級の長文(1)

英検準1級以上の問題の英文には、明らかな特徴があります。それは、おそらく読者にとって、新しい情報であること。品詞と構文の関係が、きっちりととらえることができないと、誤解してしまうものであること。そして、読みながら、頭の中で英文を具体的にとらえることができなければならないこと。第一については、大学受験でも、一部の学校が出題するような、専門性の高い文章、たとえば、医学部で、患者の病状などや、治療法、あ…

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英検準1級合格への道(5)

長文のイメージ化に入る前にもう一つ触れておきたいことがあります。準1級にも英作文はあるのですが、現在のところ、すごく断片的な感じがします。たとえば、「日本のことについてのテレビ番組を見た」のだが、「多くの人がリタイアしたら田舎に住みたいと言っている、なぜか」とか、「否かと町とではどちらが子育てに向いているか」などで、あまり系統だった文章を書く必要がない。面接試験でも、同じことが言えます。四つのシー…

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英検準1級合格への道(3)

このシリーズの(1)で、小学6年生の生徒さんが1次合格された、というお話をしました。この生徒さんは、毎回、中経出版というところが出している、「CD付ディズニーの英語コレクション」というシリーズの第1巻、「くまのプーさんを英語で読む」という教材を使っていました。通常、このシリーズでは、アニメーション映画一本分のストーリィがナレーションを中心とした形でまとめられているようですが、「プーさん」だけは、6…

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