英検の英作文(2)

英検1級の英作文の改訂ポイントは、①ポイントがなくなる②単語数がふえる(200語程度→220~240語)です。①ポイントがなくなるこのため、従来6つあった、考え方の指針となるキィワードがなくなります。おそらく、要求されているのは、自分でポイントに当たる言葉を考え出し、それをうまく表現することでしょう。Do the Japanese parents spend too much money on t…

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英検の英作文(1)

今回の英検改訂で、一番目を引くのは、自由英作文の導入です。1級では、ポイントの提示がなくなり、少し長めになること。準1級では、メールタイプではなく、意見についてポイントから選択して論じなくてはならないこと。2級では、今までにはなかった、自由英作文が登場すること。いずれにしても、自分なりに、与えられたテーマに対して、賛成か、反対かを考えて、その理由をポイントという形でまとめ、そのあとに説明をしなくて…

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英検1級の英語(1)

2015年度第3回の1級の問題には、parallax という表現が出ています。これは、ガリレオの地動説に関する問題で、次の形で出されました。However, objections had quickly been raised against this theory.(しかし、この説(ガリレオの地動説)に反対する理論が素早く出されました)For instance, it ran into trou…

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英検英作文のリニューアル(1)

すでに英検のホームページなどでも表示されていますが、英検1級、準1級、2級の英作文が、変更になります。簡単にまとめると、1級では、①全体量が増え、(200字程度→220-240字)②ポイントという指針が消える準1級では、①従来のe-mailの、独立した3問の質問に対する回答という形式ではなくなり、②従来1級で出されていたような、賛成か反対かを問うような長文になり、③序論、本論、結論の形式を踏んだ、…

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音読中心の英語学習(6)

音読中心というのは、基本的に、毎回、英語の学習をするたびに英語を音読する、ということです。それも、できれば、今までに覚えたところを全部、1回でいいので読んでください。こうすることで、以前勉強したところが、もう一度、刺激を受けて、確認できます。その後で、ある程度時間をかけて、今日やる新しいところを読んでみましょう。始めは、できるだけひとつひとつの単語を、ゆっくり、丁寧に読みます。このとき、意味の確認…

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英検に出る英語(1)

準1級の長文問題から、気になる文をピックアップしてみました。これは2016年1月の問題です。(2015年度3回)Company towns addressed these issues by offering better incomes and planned communities with comfortable housing and affordable schools and ente…

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英検に出る英語(2)

最新の英検準1級の問題から、出題されやすいタイプの長文をピックアップしてみます。これは2015年度第3回出題の長文の一部です。・・though railroads made it possible to ship them to cities where factories were located, companies faced a great challenge in hiring and …

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音読中心の英語学習(5)

実際に、松本先生のすごさが分かったのは、高校1年のころでした。夏休みに、ある書店で、先生の「書く英語」という本がありました。全部で3冊のシリーズになったこの本は、1巻目の「基礎編」では、中学卒業程度の学力を前提としています、といいつつ、「My name is Naoto Taguchi.」とか、「I have a pen.」程度の英文から始まって、まあ、日常的なことならたいてい言える、というレベル…

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音読中心の英語学習(4)

初期のころから、声を出すことは苦痛ではありませんでした。中学のころ、英語の基本を身につけようと、ラジオの「基礎英語」という番組を聞き始めました。4月から始まり、1年間続くプログラムですが、始まって1か月以上にわたって、単語の読みばかりでした。つまらない、という人たちもかなりいたようですが、読みをやっている間、一生懸命、声を出していました。実は、基礎英語のあとに「英語会話」という番組がありました。あ…

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音読中心の英語学習(3)

音読を英語学習の中心に据えることを続けていくことにより、次の効果が得られます。英語を読むことが苦痛でなくなること。当然のことだと思われるかもしれません。でも、実際に、例えば高校の教室で、みなさんは、英語を音読する機会がありますか。あるとしても、どの程度の方が、「大きな声で」「自信を持って」音読しているでしょうか。おそらく、ほんの一握りの方たちに過ぎないでしょう。英語の音読は、その重要性は多くの先生…

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