「グッドガールの反乱」

アメリカで、10月28日に放送をスタートしたドラマがあります。タイトルは「グッドガールの反乱」Good Girls Revolt 。どんな話かというと、ある有名な雑誌社で、実際に起こっていた、セクハラというより、女性蔑視をある女性の目で見たもの。この雑誌社は、ニューズウィーク。タイムとならぶ、天下の一流週刊誌。時は1960年代から70年代にかけて。当時、ニューズウィーク社(ドラマの中では、仮名のニ…

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「フランケンシュタイン」は生物学理論を予想していた?

「フランケンシュタイン」は、メアリ・シェリーによって書かれた、SF、怪奇小説の走り、と言ってもよいと思います。映画化もされましたし、世界でも非常によく知られたキャラクターで、ハロウィーンのメインの1人といってもよいかもしれません。もっとも、私たちの良く知っているキャラクター「フランケンシュタイン」は、怪物ではなく、それを作った科学者のことで、原作小説には、怪物には名前は与えられておりません。さて、…

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揺れる韓国ー朴大統領最大の危機

Park friend to cooperate in probe (朴大統領の友人、捜査に協力)South Korean leader facing calls to quit as confidante returns.(韓国大統領、友人が帰国して、退任要求に直面)いま、韓国がゆれています。朴大統領が、友人チェ・スンシル氏に、スピーチなどに関するアドバイスを受けていたのですが、その時、情報漏え…

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いかに大きな嘘は生まれるか

How big lies can grow from telling small ones 「いかに小さな嘘をつくことから大きな嘘が生まれてくるか」ちょっと珍しいタイトルですが、これはニューヨークタイムズのHealth の欄からピックアップした記事です。People who tell small, self-serving lies are likely to progress to bigger…

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だれが教育費用を負担する?

とろけてしまったトランプ候補の顔を描いた表紙の今週のタイム。クリントンとトランプの大統領ディベート最後の戦いを控えたこの号では、アメリカの抱える大きな問題を取り上げて、民主党と共和党とでは、それぞれどのように対処するのか、を論じています。Who’s picking up the educational tab? と題した記事では、高騰する大学の費用の問題は、思っていたよりもひどいもの。…

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アメリカ軍、北朝鮮のミサイル発射を探知

10月17日ジャパンタイムズ1面。US military detects failed missile launch by Pyongyang「アメリカ軍、北朝鮮政府によるミサイル発射失敗を探知」detect は、detective 「探偵」などの動詞で、「見つける」 Pyongyang はもちろんピョンヤンですが、通常、国家の首都がかかれていれば、その国の政府をさします。South Korea …

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「わたしはタヌキ」はただしいか?

うどん屋に行って、「わたしはタヌキ」はあるか?実はこれ、英作文の参考書からとったものです。旺文社の出している、「よくわかる英作文」(水谷信子・著)の出だしの部分に、このエピソードが紹介されています。さて、英語で「わたしはタヌキ」が通じるのか?もちろん、状況そのものがとても限られていて、「たぬきうどん」や「きつねうどん」というものがあって、それに対して、注文する際に「わたしはたぬき」「ぼくはきつね」…

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コンピュータの声が示す隠れた差別意識

ニューヨークタイムズの記事から。Computer voices expose a strong set of biases(コンピュータ音声が、強い差別意識を表面化させる)副題は How machines sound can change or harden how we see each other つまり、「機械の音は、どのようにして、私たちが互いを意識しているかを変え、または強めるか」となっ…

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天皇陛下の引退なるか?

10月17日午後6時から、天皇陛下の引退に関する評議会が開始されたそうです。ちょうど、その当日、ジャパンタイムズは、1面にこのような記事を掲載しました。Imperial reform likely too sensitive 「皇室の再編成は、あまりにデリケートな問題」An advisory panel of six intellectuals will hold its first meetin…

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