英語の文型と文法 2012年1月21日 2019年2月1日 NHKラジオ「続基礎英語」のテキストを基にまとめられた会話英語の教材です。エブリ創設の頃、中学生および大人の方でもう一度英語を始めよう、という方たちの暗誦教材として長らく利用させていただきました。その後、絶版となってしまい、残念ながら現在では全く手に入りません。この本のよいところは、中学2年生用の文法がきっちりと会話の中で利用されていること。暗誦することで、間違いない英文法力を身につけることができ… 続きを読む
絵のレッスンを受けて感じたこと 2012年1月17日 2019年2月1日 むかし、絵のレッスンを受けていたことがあります。子供だったので、そのレッスンで、好きなマンガのキャラクターを書いていい、と言われるととてもうれしかったことを覚えています。ちょうど、レッスン用のカバンの中に入っていたあるキャラクターグッズをまねて、大きな画用紙に細かく描いたことを思い出します。普通のレッスンのときは、写生が多くて、あまり面白くなかったのですが、その時だけは楽しかったのです。ただ、実際… 続きを読む
音読のための英語 2012年1月15日 2019年2月1日 よく指摘されることのひとつが英語の教材の「自然さ」です。スピードの点だけでなく、生活雑音や、自然なトークに見られるよどみ、言いなおし、間違いなどがない、ということです。だから、教材を音読しても意味がない、という結論になっているブログなども見かけます。でも、これはおかしい。たとえば落語のCDで、スタジオ録音と舞台の実況とでは明らかに音質や背景の音が違います。これは楽しみ方が違うと言ってもいいでしょう… 続きを読む
速い音読が英語力を増強する 2012年1月14日 2019年2月1日 最近、TOEICについておもしろい記載がありました。人間は、音読のスピードよりも速く英語を理解することはできない。したがって、音読の速度をあげることが、英語の力を伸ばすことになる。この記事には、全部ではないけれど、おおむね同感です。一つ問題点があります。手に入る教材の多くがそれほどスピードが速くない、という事実です。実際、教材として作られたものは、おおむねゆっくり話されている印象があります。「・・… 続きを読む
時制の一致 2012年1月12日 2019年2月1日 話法、というか時制の一致は、本当に難しい。最近読んだ英文で、こういうものがありました。According to one rumor, there was an article that mentioned a singer has gestured with both arms.(噂によれば、両手でジェスチャーをする歌詞についてふれられた記事がある)これは、主節であるthere was が過去形で… 続きを読む
名古屋英語クラブへのご招待 2012年1月12日 2019年2月1日 「タイム」という英文週刊誌があります。この雑誌は、ある意味で、英語の勉強をしている人たちにとって一つの頂点と言っても良い刊行物です。簡単にいえば、英文がなかなか難しい。ニュース週刊誌ですから、扱っている内容自体が、すごく専門性が高いというわけではありません。ただ、英語の新聞とはすこしちがっています。書かれている文章の「気取り」というか、「難しさ」というものに、独特のスタイルがあります。もちろん、あ… 続きを読む
天才はうらやましいか 2011年12月31日 2019年2月1日 本当に天才としか呼べない人たちがいます。わたしが高校で教えていたころ、Aくんがいました。かれは、英語の授業中に、物理の本を広げていました。普通だったら注意するのですが、彼の場合には特殊事情がありました。この時もそうです。訳読の作業が一段落したとき、突然、手を上げて、「先生、質問があります」といいます。それからおもむろに机の上に重ねられていた物理の本をどけ、ノートを持ち上げると、その下にあった英語の… 続きを読む
消しゴム2丁拳銃? 2011年10月28日 2019年2月1日 ノートをとっていて、間違えたらどうしますか。消しゴムで消す、という方がたくさんいらっしゃると思います。ロケット学者の糸川英夫さんという方が、勉強の仕方の本を書かれています。この本に、「消しゴムは使うな!」という言葉が何度も出てきます。糸川博士によると、間違いというのは、自分の弱いところをはっきり示してくれている。これは天の声のようなもので、弱点を教えてくれているのである。それを消しゴムで消してしま… 続きを読む
消しゴムを捨てて、勉強しよう! 2011年9月15日 2019年2月1日 「書を捨てて、町へ出よう」というベストセラーが昔ありました。今回は、「消しゴムを捨てて、勉強しよう」をテーマに書こうと思います。生徒さんの中には、二丁拳銃のように、片手にエンピツ、もう一方に消しゴムをもって授業に臨む方がみえます。授業が進むにつれ、右手の鉛筆でノートをとり、左の消しゴムでごしごし。なかなか器用です。ただ、残念ながら、この器用さは、学習には生きていないのです。書く。間違えたらすぐに消… 続きを読む