人前で話すということ

暑い日々が続いています。こんなときに、壇上の方のお話を聞くことになると、ついうとうとしてしまったりします。最近、何人かのご講演を伺う機会がありました。正直なところ、聞きやすいお話と、そうでない話し方をされる方がいらっしゃって、とても興味深いと思いました。具体的には次のことです。どの方も、最初に「こういう話をします」とまとめられるのですが、お話の最中に、思いつかれたことがあったのか、どんどん追加して…

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発音矯正の秘訣

頭の中にある、英語音。それは誰の音ですか。ほとんどの方にとって、頭の中で響いている音はご自分の発音です。なぜなら、それが自分にとって一番なじみのある声だから。でも好きな歌なら、そのシンガーの声で記憶されているはずです。だから、カラオケで他の人が歌ったときに、音がずれているのがわかります。実は、英語の発音の秘密はここにあります。記憶に残っている音が、ネイティブの発音であるならば、自分の発音がおかしい…

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暗誦に欠かせないこと

「英会話・ぜったい・音読」の本で、すぐれているのは、書き取りを勧めていることです。暗誦は、英語の勉強の上で欠かせないことなのですが、日ごろから英語を書くことに慣れている人たちなら大丈夫なのですが、そうでない場合、英語を書く必要があります。もちろん、英作文のような形で書くわけではありません。覚えた文を、自分で書きとってみることです。実は、私自身、怠けてしまうこともあるのですが、単語や文を覚える場合に…

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秘儀!英語のリスニング

トム・クルーズが主演して4本まで作られた「ミッション・インポッシブル」は、以前、テレビ番組として放映されていて、「スパイ大作戦」というタイトルでした。実は、英語のリスニングの秘儀ともいえる学習方法がこれ、です。DVDを英語で見ること。ビデオの時代に、いっぱい映画を買い求めましたが、現在はすっかりDVD の時代になってしまいました。ただ、DVDの素晴らしいところは、海外ドラマが原語で見ることができる…

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技術としての英語

わたしたちは英語が技術であることを忘れがちです。車庫入れが回数をくりかえすことで上達するように、英語も、同じ作業をくりかえすことでうまくなります。理解することと、使えることとは違っていますが、練習すれば使えるようになるわけです。わたしは学生時代剣道部に所属していました。最初は、試合の多い練習方法でしたが、その後、繰り返して同じ技を練習する方法に変わりました。まわりの技術は、それにつれて、上達しまし…

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英語達人塾

「極めるための独習法指南」というのが副題です。なにしろ、音読は新渡戸稲造、文法は斎藤秀三郎、作文は岡倉天心という具合に、日本の歴史上有数の英語名人の学び方を学ぶ本、という体裁。この本のすごさ、そして意義はすべて、著者の斎藤先生の前書きに尽きています。「これは英語独習法の解説書であり、その実践の場としての【自習塾】である。最終目的とする英語の習得段階は、日本人の最高レベルに設定してある。 したがって…

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英文を読むことのむずかしさ

エブリでは、実際に用いられている英文を使って、全訳していただくレッスンを行っていますが、生徒さんを悩ませる文章を取り上げて、何が問題なのか、考えていきたいと思います。One year after northeastern Japan was battered by a 9.0-Magnitude earthquake and 130-ft.(40m) tsunami waves, coastal …

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英検1級の単語たち

ここでは、今までに英検1級に出された単語やイディオムを少しずつ見ていきます。Oxford の「現代英英辞典」、アルク社の「キクタン英検1級」、そのほかインターネットなどで調べたり、以前から自分の持っている単語のイメージなどを参考に書いています。cynical = believing that people only love themselves and not caring something …

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趣味を英語で!

仕事で英語が必要!TOEICで××点取らないと昇進できない!英語を学ぶ理由は人さまざま。でも、同時に英語で趣味を広げることを考えてはみませんか。わたし自身は、ミステリが楽しみです。シャーロック・ホームズは英語でも読みます。DVDもグレナダTVのシリーズを英語ヴァージョンで揃えています。本文よりも注釈が多いのではないか、と思わせるNew Annotated Sherlock Holmes も全3巻そ…

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音読のスピード

エブリでは、レッスンのはじめに音読をくりかえしていますが、どのくらいで読むべきなのか、考え方の分かれるところのようです。You Tube にあげていますので、レッスンの中での音読のスピードについてはご覧いただけばわかると思います。よくご質問されるのは、このスピードが必要か、ということと、どうやったら、この速度に達することができるか、という点です。ある出版社の出している「音読トレーニング」の本につい…

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