音読は、パソコン化した脳のバランスをとる! 2011年11月17日 2019年2月1日 あなたはインターネットをどのくらい使っていますか。若い人たちと話していて、「知っている」ということの概念が変わりつつあると感じることがあります。最近の若い人たちの間では、「ネットで調べればすぐわかるはす」ということが「知っている」の中に入っているようです。先日、「物忘れが激しい」と家族に言われてやってきた20歳の患者と話していたところ、「先生、こんな話、知ってる?」と言い始めたので、耳を傾けると、… 続きを読む
音読で仕事での英語が楽に! 2011年11月15日 2019年1月20日 エブリの生徒さんで、貿易関係のお仕事をされている方がいらっしゃいます。この方は、週1回60分のレッスンを受けていただいています。内容は、英語音読と、ショートストーリィのリスニング、基礎文法、そして意見をまとめるエッセイライティング。音読の本は、平均7行程度の英文でひとつの「トラック」ができています。この方は、40近くのトラックを覚えていらっしゃいます。このコーナーで何度も書いてきましたが、エブリの… 続きを読む
解説マニア 2011年11月14日 2019年2月1日 文庫の解説を読んでいると、「まず解説を読む習慣のある人たちは、ここから先はネタバレになるから読まないように」とか「解説を読んでから、購入するかどうか決める方には、悪いことは言いません、すぐにお金を出してレジに並ぶことをお勧めします」といった表現にお目にかかります。これは、文庫の解説を読むことが趣味になっている人たちが案外多くいることを示しています。実は、わたしもそうした読み手のひとりです。シャーロ… 続きを読む
まだらの紐 2011年11月13日 2019年2月1日 シャーロック・ホームズの活躍する話の中でも、一般の人たちの間では、1,2を争う傑作として名高いのがこの「まだらの紐」。ある日の朝早く、ホームズのもとをたずねてきた若い娘。彼女は、父、姉と同じ家に住んでいるが、父親というのはかなり変わった人物で、以前は未開の国にいて、医者として活躍していた。のちに彼女たちの母と結婚、イギリスに住むようになった。ところが、母が亡くなると、獰猛な獣を飼うようになり、また… 続きを読む
英検1級2次試験を受けられる方へ 2011年11月11日 2019年1月20日 英検2次試験が近づいています。それぞれに準備されていらっしゃることと思います。今回は1級2次についてふれておきます。ご存じのとおり、1級2次試験では、入室して、少しお話をした後、5つのタイトルを書いたカードが与えられます。このタイトルを受け取ってから1分間で話すトピックを決め、2分間でスピーチをしたあと、質疑応答を受けるという流れになります。審査員はネイティブと日本人が一人ずつ、このほかにタイム・… 続きを読む
英検2次試験に挑戦される方へ 2011年11月11日 2019年1月20日 今からでも遅くありません。ぜひ、過去問に目を通してください。過去問題をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、似たようなパターンが多く出題されます。準2級の問題に、こういうタイプの問題があります。絵に描かれている5人(ないしは6人)の人物が何をやっているか説明するもの。女の人が電話で話している。男の人がカーテンを開けている。こんな感じです。1-2年分の問題をながめてみると、同じような問題(電… 続きを読む
ホームズ、復活! 2011年11月10日 2019年2月1日 送られてくる通信販売のカタログでも、ほぼ確実に載っているジェレミー・ブレッドの「名探偵ホームズの冒険」のテレビ・シリーズのDVDボックス。この中でも好きな話が「空家の冒険」です。さきごろ、この作品のDVDを見直して、こまかな部分の記憶がよみがえりました。これは、原作ではThe Return of Sherlock Holmes (シャーロック・ホームズの生還)の最初の話です。作者コナン・ドイルが、… 続きを読む
本棚探偵の生還 2011年11月3日 2019年2月1日 前回、ふれておいた「本棚探偵」のシリーズです。「帰還」か「生還」か、どちらになるか?ということだったのですが、これは、創元推理文庫版の邦訳である「生還」を選んでもらえたようです。(実は、新潮文庫版では「帰還」で、「生還」か「帰還」のどちらを本来の訳とするかは、その人が最初にどちらの文庫に遭遇したかによるところが多いようなのです)ところで、電車の中というのは、本を読むのに最適の場所です。通学電車の中… 続きを読む
「冒険」「回想」とくれば・・・ 2011年11月2日 2019年2月1日 「本棚探偵の冒険」「本棚探偵の回想」という本があります。イラストレーター、マンガ家であり、またこれらの本でもわかる、名だたる古本収集家の喜国雅彦さんの著作です。それでは、最近出版された本棚探偵の三作目のタイトルは・・?もちろん、帰還か生還であるはずです。そして、次回作のタイトルは、「最後のあいさつ」でなくてはなりません。え、どうして・・?シャーロック・ホームズをご存知ですか。イギリスの作家、コナン… 続きを読む