2019年度第2回の英検に、科学捜査のドールハウスという長文問題が出題されています。これは、現在の科学的な犯罪捜査が、そのようにアメリカに受け入れられていったのか、という興味深い論文です。この問題の第2段落には、次のような一節があります。Yet even with such a comprehensive array of forensic problem-solving tools, crime…
タイムから、台湾からのメッセージです。前回、本文を出してなかったので。第4段落。 Taiwan has one of the world’s top health care systems, strong research capabilities and transparent information that we actively share with both the publ…
タイム最新号の台湾からのレポートです。③段落では、最初の新型コロナ感染患者が台湾で1月に確認された後、当局がどのように対応したかが詳しく述べられます。論理的な文章で、内容も、次々と、打つべき手が打たれていくので、よどみなく進んでいきます。このあたりの文章は、国中の人たちの協力関係が透けて見えて、心地よい流れですねUpon the discovery of the first infected pe…
前回、タイムの最新の号に掲載された、台湾の祭英文さんのWhat Taiwan Did Right の第1段落を読みました。今回はその続きになります。②段落では、この成功もたまたま起きたことではない。とはじめて、努力の結集だ。2003年のSARS禍の時に学んだことから、台湾は、いざというときに対応できるように努力したのだ。「のど元過ぎれば熱さを忘れてしまう」わたしたちとの違いを痛感させられます。Th…
先週のタイムは、新型コロナウイルスと闘う医療スタッフをはじめとする人たちを報じる記事でいっぱいでした。こんな中で、まさに一服の清涼剤ともいうべき記事が、台湾の祭英文主席のWhat Taiwan Did Right でした。「台湾が正しく行ったこと」とでもいうべき、この記事は、英語としては優しい表現が多いのですが、そこに込められたメッセージは、わたしたちを鼓舞するものでした。というわけで、今回から数…
前回に引き続き、TIMEからの記事です。第3段落ですが、Espionage was already getting trickier before the pandemic hit.espionage = 諜報活動 諜報活動は、感染の広がる前から、すでに厳しくなってき始めていた。 たしかに、ナビや、ドライブ・レコーダー、ケータイなどの文明の利器の発達は、007の映画顔負けですし、その危険…
英文週刊誌TIMEの、The View 欄に、新型コロナウイルスにまつわる、ユニークな視点の記事があるのを見つけました。”Even Spies Now Work from Home”(「スパイもテレワーク?」とでも訳しましょうか?)第1段落は次のような調子で始まります。On a recent day in a foreign capital, an American spy…