英語を使う人が属する3つの世界

現在、日本にいて、英語を使っている人たちというのはおおざっぱに次の3つに分けられます。ひとつめは、今までの経験で覚えている世界で英語を使っている人たち。これは、ネイティブ・スピーカーといわれる人たちや、帰国子女など。生まれてから、現在までに覚えてきた英語を、覚えてきたように使っているのですから、問題はありません。あるとすれば、自分の英語が日本で通じないことがあることと、日本人独自の発想や、自分が今…

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あなたを変える英語力!

Spotwrite(スポットライト)という、本を書きたい人のためのサイトがあります。田口直人の名前で、「あなたを変える英語力」という小冊子を書いています。このサイトでは、途中までしかできていないものや、骨子の状態のものでもアップできますそれぞれの方の制作過程を含めてみていくことができます。短かくても、まとまったものを一冊、完全に書きあげるのは大変なことです。ですから、これは書いているほうにしても、…

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第2次世界大戦の時の日系人収容所

松本亨先生の作品に「英語のイントネーション」という本があります。もちろん、この本の主眼は、イントネーションの勉強なのですが、松本先生らしい工夫があります。それは、先生が、感情の表れやすい恋愛物語を書いて、それを通じて英語を学んでもらおう、というアイディアです。イントネーションを学ぶのですから、物語自体はすべて会話形式。舞台はアメリカ。主人公は日本人留学生のトミオ。日本軍が真珠湾に奇襲をかけたニュー…

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繰り返すことの大切さ

どんな物事でも言えることだと思います。訓練を必要とするものなら、何でも、繰り返すことが大切です。ところがこの繰り返しが、大変難しい。エブリでは、毎回、レッスンごとに生徒さんに音読をしていただいています。これも、繰り返しです。毎回、最初に覚えたところから始めて、現在のところまで、一気にくりかえします。この作業で、いままでの学習内容をおさらいできますし、さらに次に進む土台ができます。これは、慣れないと…

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鹿男あをによし

俳優の児玉清さんが亡くなられたときに、「アタックチャンス!」をはじめとする名作がとりあげられました。児玉さんといえば、わたしにとっては、『鹿男あをによし』の教頭先生です。『鹿男あをによし』は、5年ほど前、テレビで放送されたドラマです。視聴率は当時10パーセントいくかいかないか。でも、傑作ドラマだったと思います。玉木宏さん演じる小川孝信は、東京の大学の研究員。ところが、ミスで同僚の実験データを消去し…

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あと1週間で英語力を目いっぱい伸ばす方法

自分を追い込むことです。1週間後に、TOEFLのiBTを受験する方がいらっしゃいました。この方に対してさせていただいたアドバイスを書いておきます。やらなくてはならないことは山ほどあるのですが、その中から、それぞれ一つに絞り込みます。たとえば、スピーキング。TOEFLの場合は、テーマによるスピーキングが多いのです。いままでに読んできたリーディングの教材を使います。どれでもいいので、一つ読んで、すぐに…

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実戦英文法活用事典(西尾孝)

わたしが受験時代を迎えたのは、昭和40年代後半です。このころは旺文社全盛で、多くの受験生が「大学受験ラジオ講座」を聴講していました。当時、短波放送しかなくて、(そもそも短波放送、わかります?)音質の良さなどは、論外。何とか聞こえるかどうか、という状態。それでも、短波受信機を買ってもらって講座を録音していました。高校在学性が予備校に行くのは、あまりないことでした。「大学受験ラジオ講座」では、「まぼろ…

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英語の発音とアクセント

わたしたちは、英語の音読をする場合に、まず、教科書の単語からとりかかることがよくあります。このとき、単語の横に発音記号が書いてあり、([ai]などですね)当然、アクセントの位置も書かれています。一語一語を読んでいるときには、それぞれの単語にはアクセントがおかれます。ところが、この単語たちが集まって、文を作り上げると、発音やアクセントに面白い変化が起こります。各文には、強めるべきところがあります。T…

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音読をおこなう方法

このブログでは、いままで何度となく、音読の重要性について、お話してきました。今日は、音読をおこなう方法について少し詳しく述べてみたいと思います。音読をする前に、まず、ターゲットになっている英文をくりかえし聞くことが大切です。単数、複数、冠詞など、まちがって覚えてしまうと、あとで直すのが大変ですし、それ以上に自然なリズムを記憶しなくてはいけません。つぎに、単語を一つずつ、発音練習していきます。たとえ…

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