テーマについてどう考えるか

テーマ別英作文の考え方基本的には、肯定側なら、どんなメリットがあるのか。否定なら、デメリットはなにか?こういうことになります。最近、ある生徒さんが書いてきてくださったテーマはこういうものでした。「日本政府は、個人の拳銃所有を認めるべき」このテーマは、アメリカでの学校での射撃事件もあり、否定論は出やすいのかな、と思うのです。そこで、肯定側で考えてみることにしましょう。たとえば、自宅に泥棒が入ったとし…

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死刑肯定論

死刑肯定論死刑肯定論で、前回は、「再犯が起こりえない」をあげました。ほかには、「生活費の問題」があげられます。これは、データを調べておらず、オフハンドの状態で書いていますので、その点、ご了承ください。死刑は、「刑の執行」=「死」ですから、国家がいつ刑を執行するか、決定することになります。日本では、死刑判決が出ても、実際に執行されるまでにはずいぶん時間がかかるようですから、次の論は成立しないかもしれ…

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英英辞典の冒険

英英辞典の冒険電子辞典を買うと、英英辞典がついているものが案外多い。でも、持っている方に尋ねてみると、実際に利用している方はかなり少ない。実は、英英辞典を使うことで、ボキャブラリーがより身につく、というメリットがあります。the dean of the collegeという表現があります。deanというのは、the top person of a college or a departmentとい…

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外国のボキャビル本

外国版のボキャビル本ボキャブラリーをふやしていくことで、盲点になっているのが、外国で出されたボキャビル本です。アメリカでは、自分の使えるボキャブラリーの数=自分の年収 という公式が成り立つ、と言われるほど、ボキャブラリーと出世とが密接につながっているようです。これは、もちろん、大げさな表現なのでしょうが、ホームレスの人が、新聞を読んでいるのを見て、「どうして、日本では、新聞の読める人がホームレスを…

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暗唱に利用しているもの

暗唱用に利用しているものわたしのブログをお読みいただいていらっしゃる方の中には、「音読、暗誦」ということばが、頻繁に登場することにお気づきの方もいらっしゃると思います。最近の教室では、あまり音読をしていない、という方もいらっしゃいますし、暗誦に至っては、学習のうち、やりたくないもののナンバー1あたりに位置するようです。ただ、実際にやってみると、案外に短い時間で成果の上がるものではないか、と私は考え…

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ボキャブラリーを増やす

ボキャブラリーを増やす語彙、つまりボキャブラリーを増やしていくには、さまざまな方法があります。一番、ポピュラーなのは、市販の単語帳を用いた形でしょう。わたし自身も、単語帳はいくつか利用しましたし、生徒さんにも使用は勧めています。ただ、正直にいうと、この方法での単語暗記については、どうも自分は向いていないように思います。ひとつの単語帳を使い続ける根気に欠けているし、飽きっぽい。むしろ、私のお勧めする…

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同じストーリィを言い換える

同じストーリィをいいかえる英語で、ディテールを描くことが難しいと思います。ひとつ、練習方法をご紹介しましょう。先日、わたしは、こういう内容の教材を使いました。「A氏は、引っ越して、新しい主治医を見つけようと、ある診療所を訪ねた。待合室に、医師の認定書が貼ってあったが、その名前は、むかしのクラスメートのものであった。実際に医師にあうと、昔のハンサムな外見とはまったくかわっていた。学校に通っていたこと…

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わかりにくい表現を説明する

わかりにくい表現を説明する英文中、初めて出る表現や、略語は、書いている方はわかっているつもりでも、案外、読んでいる人には通じないことがよくあります。Sharlock HolmesシリーズのThe Five Orange Pips 「五つのオレンジの種」というお話の中で、KKKがでてきます。ある人物を脅迫する手紙の中に書かれている記号なのですが、ホームズは「君は、KKKについて聞いたことはないのかい…

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